22卒採用の選考に関する調査 面接の実施形式は「対面のみ」とする企業が最多
株式会社学情(本社:東京都中央区️/大阪市北区、代表:中井清和)は、企業の人事担当者を対象に「2022年卒採用の選考」に関するアンケートを実施した。
調査概要
調査対象:企業人事担当者
調査方法:Web上でのアンケート
調査期間:2021年1月5日~1月31日
有効回答数:2,394件
選考開始時期は3月が最多
「面接などの選考開始時期」を調査したところ、最も多かったのは「3月」で41.3%、次いで「4月」が18.5%と続いた。採用広報解禁前の「2月」までに選考を開始している企業は、2021年卒採用時よりも1.9ポイント多い結果となった。
面接は「対面のみ」が最多
「面接の対面とオンラインの実施比率」を調査したところ、最も多かったのは「対面のみ」で25.1%、次いで「対面とオンライン同割合」が22.2%と続いた。コロナ禍で導入する企業が増加したオンライン面接だが、面接をオンラインのみで実施する企業は5.2%に留まった。
選考段階に応じて面接の形式を決定
「面接形式の決定基準」を調査したところ、最も多かったのは「一次や最終など、選考の段階によって」で66.1%、次いで「学生の希望に応じて」が46.7%、「学生の居住地に応じて」が40.4%と続いた。
ESの提出方法はWebが最多
選考において、「エントリーシート」を実施する企業は38.3%と、2021年卒採用時よりも4.6ポイント増加した。そこで、「エントリーシートの提出方法」を調査したところ、最も多かったのは「Webで提出」で80.6%、次いで「手書きのものを郵送」が29.4%、「セミナーで渡し当日回収」が7.5%と続いた。コロナ禍において、対面機会が減少していることもあり学生を知る手段の一つとして、エントリーシートを活用している企業が多いことが伺えた。
まとめ
コロナ禍において、会社説明会や面接がオンラインへ移行する中で今回の調査では「対面」での面接を重視する企業が多いことが明らかとなった。コロナ禍であっても、安心して対面の面接を実施することができるような対策などを強化する必要もあると言えるであろう。
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