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採用基準や採用予定に関する調査 22年卒採用の基準を「厳しくする」企業は27.1%

2021.03.10

 株式会社学情(本社:東京都中央区️/大阪市北区、代表:中井清和)は、企業の人事担当者を対象に「2022年卒採用の採用基準・採用予定」に関するアンケートを実施した。

調査概要

 調査対象 :企業人事担当者
 調査方法 :Web上でのアンケート
 調査期間 :2021年1月5日~1月31日
 有効回答数:2,394件

採用基準を「厳しくする」企業は27.1%

採用基準を「厳しくする」企業は27.1%

 「2022年卒の採用基準」を調査したところ、5.6%が「厳しくする」、21.5%が「やや厳しくする」、71.8%が「変わらない」と回答した。「厳しくする」との回答は、2021年卒採用時よりも11.0ポイント増加した。

大量に内々定を出す企業は減少傾向

大量に内々定を出す企業は減少傾向

 「採用予定数に対する内々定出し数の割合」を調査したところ、「100%」が25.8%で最多、「101~140%」と回答した企業は2022年卒採用が2021年卒採用を上回る結果となった。内定辞退を想定して、採用予定数よりも多く内々定を出す傾向はあるものの、大量に内々定を出す企業は減少傾向であることが伺える結果となった。

選考とインターンシップを連携する企業は73%

選考とインターンシップを連携する企業は73%

 「選考とインターンシップの連携有無」を調査したところ、6.2%が「インターンシップ内で選考・内々定出しを行っている」、34.6%が「インターンシップ参加者は通常選考で優遇する」、32.2%が「通常選考で優遇まではしないが、インターンシップ参加者限定の情報提供やセミナーなどを実施している」と回答した。選考とインターンシップを連携させている企業が73%と、インターンシップの効果を感じている企業が多いことも伺えた。

まとめ

 採用活動において、学生の内々定辞退を想定して採用予定数よりも多く内々定を出す企業は少なくないが、コロナ禍の影響もあってか、予定数の1.5倍や2倍の内々定出しをする企業は減少傾向であることが伺えた。動向を見極めた採用活動がより一層重要と言えるのではないだろうか。

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