入社式と研修の実施方法を調査 入社式の「リアル」開催を予定する企業は60.9%

株式会社学情(本社:東京都中央区️/大阪市北区、代表:中井清和)は、企業の人事担当者を対象に「2021年4月入社の入社式・新入社員研修の実施方法」に関する調査を実施した。
調査概要
調査対象:企業人事担当者
調査方法:Web上でのアンケート
調査期間:2021年2月22日~2月26日
有効回答数:545件
入社式は「リアル」を予定している企業が60.9%

「入社式の実施方法」を調査したところ、最も多かったのは「例年と同規模でリアルで実施」で34.3%、次いで「規模を縮小してリアルで実施」が26.6%と続いた。2020年4月の入社式と比較すると、リアルでの実施は9.6ポイント減少しているが5社に3社は「リアル」での開催を予定していることが明らかとなり、人事担当者からは以下の声が挙げられた。
・内定式、懇親会がオンラインでの実施だったので入社式はリアルで実施したい
・入社式は社会人になるための節目でもあるので、リアルで門出を祝福したい
・密を回避し、例年よりも大きな会場を借りて実施する
入社式をリアルで実施することを予定している企業が6割を超える一方で、11.0%が「オンラインとリアルを組み合わせて実施」、6.6%が「オンラインで実施」、10.8%が「検討中」と回答した。「検討中」と回答した企業の担当者からは、以下の声が挙げられた。
・首都圏の緊急事態宣言解除後に最終判断をする
・リアルでの実施を予定しているが、オンラインに変更もできるよう両方準備している
新入社員研修は「オンラインとリアルの組み合わせ」

「新入社員研修の実施方法」を調査したところ、最も多かったのは「オンラインとリアルを組み合わせて開催」で33.6%、次いで「例年と同規模でリアルで実施」が31.0%、「規模を縮小してリアルで実施」が13.6%と続いた。新入社員研修においてもリアルでの実施に力を入れたい考えである企業が多いことが伺える結果となった。
まとめ
今回の調査では、入社式、新入社員研修ともにリアルでの開催を予定している企業が多いことが明らかとなった。昨年は、業務のオンライン化も進んだ一年でもあったが、リアル開催の重要性も見直されていると言えるであろう。
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