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災害の備えに関する調査 災害時の備えをあまりしていないと6割以上が回答

2021.03.12

 全国のビジネスパーソン男女500名を対象とした「有事(災害時)の備え」に関するウェブアンケートを、auじぶん銀行株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:臼井 朋貴)が実施した。

調査概要

調査名称:有事(災害時)の備えに関するアンケート
調査手法:ウェブアンケート調査
調査対象:ビジネスパーソン男女 計500名(20代~50代)
調査年月:2021年2月4日~2月9日

災害への備えが「必要だと思う」のは9割以上

災害への備えが「必要だと思う」のは9割以上

 東日本大震災から10年。ビジネスパーソンを対象に災害への備えは必要だと思うか調査した結果、40.2%が「とても必要だと思う」、52.0%が「まあ必要だと思う」と回答。一方で、実際に災害への備えをしているかの調査では「あまり備えていない」、「全く備えていない」が合わせて65.2%だった。

「ハザードマップ」「安否確認方法」などを備えている人は少数

「ハザードマップ」「安否確認方法」などを備えている人は少数

 どのような備えをしているかとの質問では、回答が最も多かったのは58.2%で「食料」、次いで「飲料」が54%だった。「装備グッズ」「衛生面グッズ」「情報を得るためのグッズ」はどれも3割以上が準備していると回答。一方で、自宅近くのハザードマップを確認している人や、安否確認方法を決めている人は1〜2割に留まる結果となった。

「携帯電話・スマートフォン」が持ち出す貴重品の1位

「携帯電話・スマートフォン」が持ち出す貴重品の1位

 有事の際に優先的に持ち出す貴重品についての調査では、80%が「携帯電話・スマートフォン」と回答し1位にランクイン。2位は「財布・クレジットカード」で77.4%、「通帳・印鑑」が50.6%で3位という結果だった。

有事用に家に置いているお金「10万円未満」が5割以上

有事用に家に置いているお金「10万円未満」が5割以上

 災害とお金に関する調査では、「有事用のお金を家の中に置いている」と回答した108人を対象に具体的な金額を質問。最も多かった回答は「1万円以上10万円未満」の38.9%。次いで21.3%が「10万円以上20万円未満」、12%が「1万円未満」「20万円以上30万円未満」と回答している。

 また、有事に備えて貯蓄しているかという質問では「貯蓄している」、「貯蓄していないが、今後貯蓄したい」を合わせて8割以上が貯蓄の必要性を感じている回答となった。

「地震」が最も不安に思う災害の1位にランクイン

「地震」が最も不安に思う災害の1位にランクイン

 最も不安に思う災害についての調査では、「地震」と回答する人が67%。7.2%で2位の「大雨・洪水・集中豪雨」と圧倒的な差をつける結果となった。

 また、新型コロナウイルスの影響を受けて、予防対策や備えなどの危機意識に変化があったかとの質問には、5割以上が変わったと回答している。

まとめ

 東日本大震災から10年が経った今、災害への備えが必要だと感じながらも十分な備えができていない人が多いことがわかる。「ハザードマップの確認」や「安否確認方法を決める」など、すぐにできることから備えを見直してみてはいかがだろうか。

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