新入社員の勤務形態に関する調査 定期的な出社機会を設ける企業は8割以上
株式会社学情(本社:東京都中央区️/大阪市北区、代表:中井清和)は、企業の人事担当者を対象に「2021年4月入社の新入社員の勤務形態」に関する調査を実施した。
調査概要
調査対象 :企業人事担当者
調査方法 :Web上でのアンケート
調査期間 :2021年2月22日~2月26日
有効回答数:545件
新入社員に定期的な出社機会を設ける企業は8割以上
「2021年4月入社の新入社員を対象に定期的に出社の機会を設けますか」と質問したところ、81.8%が「はい」と回答し具体的には以下のような理由が挙げられた。
・会社への帰属意識の醸成や新生活への不安解消のためには入社後は出社が必要だと思う
・テレワークだけではOJTは難しい
・仕事の進め方への理解度やモチベーションを把握するためにも定期的な出社は必要
一方で、「定期的な出社の機会を設けない」と回答した人からは以下のような声が挙げられた。
・OJT担当者もテレワークなので、研修や育成もリモートで実施する
・始業時や終業時にオンラインMTGを実施し、コミュニケーションを図る予定
若手社員のテレワーク課題は「モチベーションの把握」
「若手社員が在宅勤務・テレワークをする際に課題になる点」を調査したところ、最も多かったのは「モチベーションの状態をつかみにくい」で72.1%、次いで「報連相などのコミュニケーション不足」が68.8%、「作業の進捗状況や成果の把握が難しい」が59.8%と続いた。テレワークは、直接顔を合わせる機会が減少してしまうことによるコミュニケーションの希薄化などを懸念している人が多いことが伺えた。
まとめ
今回の調査では、テレワークを実施している企業も新入社員には定期的な出社機会を設ける予定であることが明らかとなった。コロナ禍で導入が進んだテレワークだがコミュニケーションやフォロー面で課題を感じている企業が多いことが伺え、新入社員への対応にも工夫が必要と言えそうだ。
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