2022年卒の新卒採用・採用広報動向を公開 コロナ禍でWEBセミナー実施企業は増加傾向
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表:中川信行)が運営する就職情報サイト『マイナビ2022』は、2万4,000社以上のサイトデータから見る「2022年卒 新卒採用・採用広報の動向」を公開した。
多くの企業が新卒採用を継続
就職情報サイト「マイナビ」への掲載社数推移を調査したところ、3月1日時点での掲載企業数は「24,215社」で、前年と比較して1.677社減となった。しかし、2020年卒時の掲載社数は超える結果となっており、多くの企業が新卒採用を継続していることが明らかとなった。
また、「マイナビ2022」の掲載社数を規模別で見ると、従業員数「300人未満」が64.1%、「300~1,000人未満」が21.8%、「1,000人以上」が14.1%となった。
続いて、「マイナビ2022」の掲載社数を業界別で見ると、最も多かったのは「商社」で3.017社、次いで「建設」が2,701社、「ソフトウェア・情報処理・ネット関連」が2,272社と続いた。
WEBセミナー実施企業は増加傾向
2020年10月~2021年3月の「WEBセミナー実施企業数」を調査したところ、3,426社であった。2019年10月~2020年9月の調査結果と比較すると818社増となり、グラフからも年々実施企業が増加していることが明らかとなっている。
3月1日に実施されたマイナビ最大のオンライン合同説明会『マイナビMEGA WEB EXPO』は、出展企業が540社、生配信と録画の総視聴者数は807,463件と過去最多となった。また、3月2日に実施された対面とオンラインのハイブリッド型合同説明会の東京会場の学生の来場者数は4,471名であった。コロナ禍においてWEBセミナーが主流になりつつある一方で、対面の合同説明会にもニーズがあることが伺える結果となった。
まとめ
コロナ禍で採用活動のオンライン化が余儀なくされてから一年が経過しようとしている。緊急事態宣言が再延長されるなど、先行き不透明な状況であるが採用活動においても、社会情勢を踏まえた判断が重要になると言えるであろう。
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