社員が安心して働ける環境づくり 「ワクチン休暇」導入決定
有限会社エキストラ(本社:東京都墨田区、代表:角本拓也)は、2020年12月から福利厚生の充実を進め、新たに「ワクチン休暇」の導入を決定したことを発表した。
ワクチン接種がしやすい環境づくり
テレワーク下での働く環境を良くするために、様々な福利厚生を導入してきた同社では、ワクチン接種が新型コロナウイルス感染症の発症を予防し、蔓延防止に繋がることが示されたことを受け、「ワクチン休暇」の導入を決定した。就業者の接種時間の確保や、副反応により会社を休むケースを想定し、接種日と副反応が出た日に特別有給休暇を支給する。また、接種会場までの交通費も支給し、社員にワクチン接種を奨励していく。
「ワクチン休暇制度」概要
・接種日は特別有給休暇を支給
・接種会場までの交通費を支給
・副反応が出た場合は病欠とせず、5日間までは特別有給休暇として支給
・フルコミット業務委託メンバーにも無期雇用社員と同等の手当を支給
■運用ルール
1、接種券が届いたら一緒に業務をするメンバーに報告し、予約を入れる
2、予約日が確定したら改めてメンバーに報告する
3、接種日をカレンダーに登録し、メンバーに共有する
4、接種前日に、業務の引継ぎや注意事項を代理者に共有する
5、業務委託メンバーが接種する場合は、代表に接種日を報告するのみ
副反応が出たときのことも想定し、できるだけ業務に支障をきたさないよう、明確にルールを定めている。各事業のコアメンバーの接種日が同じ週にならないように配慮するなど、社員間でも関係性も考慮し、接種希望者がワクチン接種をしやすい環境づくりをしている。
まとめ
同社は、「ワクチン休暇」導入にあたり以下のようにコメントしている。
「弊社の社員が接種をすることで、その身近にいる家族や友人も積極的に接種することを奨励していきたいと考えております。他企業に対しても、従業員が接種できるように環境整備することへの啓発を行い、ワクチン休暇を導入しようと動き出す企業が今後増えていくことを願っております。
新型コロナウイルスの脅威の中、最前線で従事されている医療従事者の皆様に最大限の敬意と感謝を表すとともに、弊社でも少しでも収束に向かうよう貢献していきます。」
コロナ禍において、社員が少しでも安心して働くことができるような環境整備がさらに求められていくであろう。