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2021年卒の就職動向を調査 2社以上に内定承諾をする学生も

2021.03.24

 レバレジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:岩槻知秀)が運営する新卒向け就職エージェント「career ticket」は、全国の大学4年生(大学院2年生)を対象に「就職動向に関する調査」を実施した。

調査概要

調査目的:大学生(院生)における就職活動の実態を把握する
調査期間:2021年1月20日~2021年1月22日
調査方法:インターネット調査
調査協力:株式会社インテージホールディングス
調査対象:民間企業などを対象に就職活動をした全国の大学4年生、大学院2年生男女426名

2社以上に内定承諾を出している学生は約10%

2社以上に内定承諾を出している学生は約10%

 「内定承諾した数」を調査したところ、89.4%が「1社」と回答した一方で、7.5%が「2社」、3.1%が「3社以上」と回答した。また、「1社目の内定承諾後に就職活動を続けたか」を調査したところ、50.5%が「続けた」、49.5%が「続けていない」と回答し、半数近くの学生が内定承諾をした後も就職活動を継続していることが明らかとなった。

 「内定承諾後に就職活動を続けた理由」を調査したところ、最も多かったのは「行きたい企業があるから」で36.3%、次いで「企業の判断材料が少ないから」が32.1%、「内定取り消しの不安」が15.3%と続いた。

約7割が憧れていた業界があると回答

約7割が憧れていた業界があると回答

 「就職活動前や就職活動初期、行きたい業界や憧れている業界はあったか」と質問したところ68.1%が「あった」と回答し、そのうち60.7%が行きたいと思っていた業界に入社予定であることが明らかとなった。

 一方で希望業界でない業界に入社を予定している学生に「業界変更をした理由」を調査したところ、最も多かったのは「行きたい業界で内定が取れなかったから」で43.9%、次いで「業界の雰囲気があまり良くないから」「個別説明会に参加して別業界に興味を持ったから」と続いた。

仕事選びで妥協できる点は「企業知名度」が1位

仕事選びで妥協できる点は「企業知名度」が1位

 「仕事選びで妥協できる点」を調査したところ、最も多かったのは「企業知名度」で48.6%、次いで「企業規模」が42.0%、「勤務地」が21.6%と続いた。

オフラインイベントの参加率が高い傾向に

オフラインイベントの参加率が高い傾向に

 オフライン、オンラインともに「参加したことのあるイベント」を調査したところ、どちらも最も多いのは「合同企業説明会」であった。コロナ禍における就職活動でも、オフラインイベントに参加する学生の割合が高いことが伺えた。

まとめ

 今回の調査では、1社目の内定承諾以降も就職活動を継続する学生や、2社以上に内定承諾をする学生がいることが明らかとなった。「企業の判断材料が少ないから」などを理由に挙げる学生が30%以上となり、内定辞退を防ぐための対策が必要とも言えそうだ。

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