年齢や肩書きによって電話対応を押し付けるのは「TELハラ(テルハラ)」
株式会社うるる(本社:東京都中央区/代表取締役社長:星知也)による電話代行サービス「fondesk(フォンデスク)」が、6都府県(東京都、大阪府、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県)で企業に勤める400名の会社員を対象に「職場の電話対応の実情」に関する調査を実施した。
調査概要
■調査対象:東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪で従業員数301名以上の企業に勤める、22~59歳の会社員400名
■調査期間:2021年3月2日~3月4日
■調査手法:Webアンケート
調査サマリー
調査の結果、会社宛の電話を不要と感じたことがあると回答した人は62.8%、会社宛の電話による業務の中断や時間消費にストレスを感じていると回答した人は66.3%だった。調査を実施したfondeskでは、年齢や肩書きで電話対応を押しつけられる状態を「TELハラ(テルハラ)」と命名。職場の電話ストレスをなくし、現場の力をより有意義に活用してほしいと述べている。
6割以上が会社宛の電話を不要だと感じたことがあると回答
会社宛の電話を受けた際に不要な電話だと感じることがあるか質問したところ、全体の62.8%が「とても感じる」「まぁまぁ感じる」と回答した。回答者を新入社員に限定すると、64%が同回答という結果になっている。
昔と比較して電話の必要性を感じなくなった人は63%
10年前に比べて仕事上で電話でやりとりする必要性が高まったかを問う項目では、「あまり感じていない」「まったく感じていない」と回答する人が全体の63%。総務部門の社員に絞ると73.2%が同様に回答した。オンラインツールの普及により、電話自体の重要性が下がったと考えられる。
66.3%「会社宛の電話にストレスを感じる」
業務が中断されることや対応に時間がかかることから、会社宛の電話にストレスを感じている人は66.3%だった。
会社での電話対応に義務感を感じる人が63.3%
仕事を進める上で、自身が会社宛の電話を受けることが必要だと感じるか質問したところ、63.3%の人が「とても感じる」「まぁまぁ感じる」と回答した。
TELハラをなくす電話代行サービス「fondesk」
調査を実施したfondeskでは、社員に変わって会社宛の電話を受けるサービスを提供。社会人の6割以上がストレスに感じている「TELハラ」をなくし、企業の働き方改革をサポートしたいとしている。
まとめ
調査の結果から、「電話対応は新入社員の仕事」「総務部門の社員が電話に出るべき」といった古くからの慣習にストレスを感じている人が多いことがわかる。無意識にTELハラをしてしまわないよう、この機に社内の電話対応について見直してみてはいかがだろうか。
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