アスクル 注文時に3カ所の置き場所と5つの時間帯から指定可能に
アスクル株式会社(本社:東京都江東区/代表取締役社長:吉岡晃)は4月15日より、事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」「ソロエルアリーナ」において、「置き場所指定配送」を標準サービスとして導入するとともに、「時間帯指定配送」を一部地域から開始すると発表した。なお、置き場所指定の標準サービス化は、BtoBでは業界初の試みとなる。
サービス開始の背景
これまでアスクルでは、サービス開始時は翌日配送、その後当日配送を実現。また、ECO-TURN配送により梱包資材削減に取り組む等、その時々のニーズに合わせて配送サービスを進化させてきた。
昨今は新型コロナウイルス感染症の影響で非対面・非接触のニーズ拡大、さらにテレワーク等の働き方の変化により個人宅への配送が増加している。感染防止策を講じた安心・安全な配送へのニーズが高まっていることから、非対面・非接触による受け取りができる「置き場所指定配送」を標準サービスとして導入する。また同時に、働き方が変化しても指定日時には確実に受け取りたいというニーズに応えるため「時間帯指定配送」を開始する。なお、「置き場所指定配送」「時間帯指定配送」両サービスの併用はできない。
「置き場所指定配送」標準化
テスト運用を行ってきた、配達員と対面せずに荷物を受け取れる「置き場所指定配送」を一部地域で標準サービスとしてスタートする。4月15日8時以降のご注文から、サイト上のレジ画面でお届け日毎に置き場所指定が可能となる。選択できる指定場所については、「玄関横」「オフィス内受付前」「宅配ボックス」の3カ所からスタート。今後さらに全国での展開を視野に入れ拡大していく予定とした。
有料サービス「時間帯指定配送」
注文時にサイト上のレジ画面で、配送日毎に配送時間帯の指定ができる有料サービス。注文日の翌々日以降の配送から利用でき、時間帯は①午前中(~12時まで) ②14-16時 ③16-18時 ④18-20時 ⑤19-21時の5区分から選択可能。
まとめ
ワークスタイルの変化に伴い、従来のサービスに使いづらさを感じる場面も増えているのではないだろうか。そんな中、顧客ニーズをいち早く察知し柔軟にサービスを変化してくれる企業の存在はありがたい。現時点で利用できるエリアは限られるが、今後の全国展開に期待だ。
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