「トランスジェンダー就活生」をテーマにした無料オンラインセミナーを開催
LGBTダイバーシティ推進支援を行う、株式会社Niji(にじ)リクルーティング(本社:東京都港区/代表取締役:齋藤敦)は、トランスジェンダー就活生の就活サポートを担う大学就職支援課(キャリアセンター)担当者からのニーズに応えるために、「トランスジェンダー就活生サポートセミナー」をオンラインにて無料で開催すると発表した。
トランスジェンダーの就活状況
近年、地方自治体によるパートナーシップ制度の導入がすすみ、現時点で100以上の自治体で導入されている。また同性婚に関する違憲判決が札幌地裁ででるなど、LGBTに関する社会的理解が広がり始めた。企業においては2020年にパワハラ防止法においてLGBTに関連するハラスメントが明記されたこともあり企業のLGBT取り組みも急速に進みつつある。
しかしLGBT学生の就活においては、まだまだセクシュアリティを理由とした多くの困難があるのが現状だ。LGBTの中でも特にトランスジェンダーの就活生は、さまざまなハードルがあり就職に苦労していると言われている。
トランスジェンダーの就活生が抱える就職における悩みとしては、「差別や偏見のない職場で働きたいけれど見分け方がわからない」や「自認の性別で働きたい」、「内定後にカミングアウトをしたら、暗に辞退を迫られた」などが挙げられている。
トランスジェンダー就活生サポートセミナーの概要
内容:トランスジェンダーの学生の就職をサポートするために必要な基礎知識
日時:2021年4月27日(火)15:00~16:00
2021年5月12日(水)15:00~16:00
場所:オンライン
対象:大学の就職支援課(キャリアセンター)の担当者
費用:無料
プログラム:トランスジェンダーの基礎知識、就活生の悩み、企業の取り組み状況、大学に期待される役割
使用ツール:zoom
申込:https://niji-recruiting.com/lgbt-seminar-005/
まとめ
トランスジェンダーの考え方自体は社会へ広がりつつあるものの、いまだ当事者を取り巻く環境は厳しいのが現状だ。就活という人生における岐路のひとつで、学生がセクシャリティを理由に不利益を被らなくていいよう、学生をサポートする大学側の担当者や企業は、今以上にトランスジェンダーへの理解を深めていく必要があるだろう。
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