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【Z世代のコロナ禍就活】2022年卒の約6割は選考参加社数「10社以下」

2021.06.29

 株式会社学情(本社:東京都中央区・大阪市北区/代表取締役社長:中井清和)は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを行い、「選考参加」に関して調査した。

プレエントリー社数は「21~30社」が約2割で最多

プレエントリー社数は「21~30社」が約2割で最多

 プレエントリー社数は「21~30社」が19.9%で最多。半数以上の学生は、「21社以上」の企業にプレエントリーしている。「内々定」を獲得している学生は、「21社以上」プレエントリーを実施している割合が62.9%に達した。

選考参加社数「10社以下」の学生が、約6割

選考参加社数「10社以下」の学生が、約6割

 約6割の学生は、選考参加社数が「10社以下」となった。現在までの選考参加社数について、「5社以下」と回答した学生が36.1%、「10社以下」と回答した学生が58.1%となっており、選考に参加する企業を絞りこむ傾向が顕著になっている。

約6割「特に入社を希望する企業」と出会った時期が「広報解禁前」

約6割「特に入社を希望する企業」と出会った時期が「広報解禁前」

 「内々定」を獲得した企業のうち、特に入社を希望する企業について、「広報解禁」より前に出会っている学生が、約6割に上ることが明らかになった。特に入社を希望する企業と、「3年生の2020年4月~2021年2月まで」に出会ったと回答した学生が49.5%に達し、「1・2年生」と回答した学生も6.9%いた。

約2割が「特に入社を希望する企業」と「6回以上」の接点

約2割が「特に入社を希望する企業」と「6回以上」の接点

 「内々定」を獲得した企業のうち、特に入社を希望する企業について、「4回以上」接点を持ったと回答した学生が57.7%に上った。接点を持った回数で、最も多かったのは「4・5回」で40.2%。「6~9回」13.9%、「10回以上」3.9%となっており、志望度の高い企業とは複数回接点を持っていることが分かる。接点を増やすことで、企業理解を深めたいという意向が伺える。

調査概要

 調査対象:「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者
 調査方法:Web上でのアンケート
 調査期間:2021年6月4日~2021年6月18日
 有効回答数:981名

まとめ

 調査の結果からは、「入社後にギャップがないように、企業のことを深く理解したい」という意向が強く、入社後の活躍を見据えて、1社1社丁寧に就職活動に取り組んでいる様子が伺える。企業側も、「企業理解を深めたい」という学生の思いを尊重し、オンライン・リアル問わず「コミュニケーション」を図る機会を複数設けることが必要だ。

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