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国内企業の女性社長比率は過去最高の8.1%

2021.07.13

 帝国データバンクは自社データベースをもとに、全国約117万社の事業会社を対象に女性が社長(代表)を務める企業について分析を行った。同様の調査は2020年7月に続き8回目。

女性社長比率が2年ぶりに上昇

 2021年4月末時点における全国の女性社長比率は、前年比0.1ポイント増の8.1%となり、前年から微増ながらも過去最高を更新。2年ぶりの上昇となったが、女性社長比率は依然として1割を下回る低水準で推移している。

2桁となったのは業歴別では設立「10年未満」のみ

 業歴別にみると、設立から「10年未満」の企業では11.1%と最も高く、唯一の2桁。業歴が浅い企業ほど女性社長比率の割合が高かった。

年代構成比は「70~74歳」が最多

 年代構成でみると、「70~74歳」が15.9%で最も高かった。平均年齢は63.2歳で、女性社長企業の約6割が60歳以上となっており、徐々に高齢化が進んでいる。

 就任経緯別でみると、「同族承継」による就任が全体の半数を占めトップとなった。

新任女性社長「50~54歳」がトップ

 女性社長のうち、直近1年間で新たに就任した新任女性社長の年代構成をみると、「50~54歳」が15.3%で最も高かった。就任経緯で最も割合が高いのは「創業者」となっている。

資本金別「1000万円未満」がトップ

 資本金別でみると、「1000万円未満」の割合が9.1%で最も高かった。30年前の1990年と比較すると、資本金1億円未満の女性社長比率が総じて上昇したのに対し、「1億円以上」では1.1ポイントの上昇にとどまっている。

業種別「不動産」がトップ

 業種別にみると、「不動産」が最も高く、1990年から7.3ポイント上昇し、32年連続でトップとなった。「建設」は25年連続で最も低く、全体を大きく下回った。

地域別では四国が、都道府県別では沖縄県がトップ

 地域別にみると、最も女性社長比率が高いのは「四国」(9.6%)で、5年連続でトップ。都道府県別にみると、「沖縄県」が11.4%でトップとなり、2013年以降9年連続で全国首位となった。

出身大学別では「日本大学」が2年連続でトップ

 女性社長の出身大学別にみると、「日本大学」が246人となり2年連続でトップとなった。2020年から最も増加したのは「京都産業大学」だった。

まとめ

 企業に占める女性社長比率は過去最高を更新したものの、依然として1割未満にとどまっている。環境整備などの支援を引き続き強化することが、女性の経営参画を進めるうえでは肝要となるだろう。

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