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コロナ後のインターンシップは約7割の理系学生が直接訪問を希望

2021.07.14

 株式会社ドリームキャリア(本社:東京都港区、代表取締役社長:植島幹九郎)は、2022年3月卒業予定の理系学部・学科に所属する学生を対象とした就職活動プロセス/内定獲得状況に関するアンケート調査を実施した。

就職活動の開始時期

 22卒就活生の就活開始時期は2020年6月時点で72.4%と前年と比較して4.9pt増加しており、早期化が進んでいることがわかった。

オンライン就活のメリットとデメリット

オンライン就活のメリットとデメリット

 オンライン就活で学生が最もメリットを感じているのは「移動時間やコストの削減」。次いで「日程調整をしやすい」、「多くの企業セミナーに参加できる」などが続く結果となった。デメリットとして最も多く挙げられたのは、「会社の雰囲気や社員の人柄がわかりにくい」だった。

アフターコロナのインターンシップ

アフターコロナのインターンシップ

 コロナ禍が収束した後のインターンシップについて、約7割の学生が直接訪問を希望している。一方で、企業説明会や一次面接についてはオンラインを希望する学生が逆転した。

インターンシップ参加率とエントリーシート提出社数

インターンシップ参加率とエントリーシート提出社数

 今年度、インターンシップ参加率は91.8%と高水準に。本選考のエントリーシート提出社数は13.7社。昨年はコロナ禍初年度の混乱した状況下で、学生の危機感が高まりエントリー社数が急増したものの、22卒は以前の水準に戻る。

内定承諾に至ったポイント

内定承諾に至ったポイント

 21卒で大きく順位を落としていた「社風/社員の魅力」が順位を戻す結果に。昨年は数多くのイベント・説明会が急遽中止となり、代替のオンラインイベントを準備できなかった企業も多かったことが影響したと考えられる。

調査概要

 調査対象:理系ナビ2022会員(2022年卒業予定の理系就活生)
 調査期間:2021年6月
 調査方法:インターネット調査
 回答数:203名(設問によっては任意回答あり)

株式会社ドリームキャリア

 夢をキャリアにするサポートとして、『理系ナビ』をはじめとした理系に特化した就職支援・採用支援サービス、IT/Webに特化したテクノロジーソリューションを提供している。

まとめ

 就職活動の早期化の流れはコロナ禍でさらに加速しており、とくに優秀層ほど情報収集や志望業界の絞り込みのタイミングが早期化している。企業側としても適切なタイミングで、必要な情報を発信していく重要性がますます高まっているようだ。

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