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SDGsに積極的な企業は前年より大幅増加して約4割に

2021.07.15

 帝国データバンクは、SDGsに関する企業の見解について調査を実施した。SDGsに関する調査は、2020年6月に続いて今回で2回目となる。

SDGsに積極的な企業増加も、取り組んでいない企業5割超

 自社におけるSDGsへの理解や取り組みについて尋ねたところ、『SDGsに積極的』な企業は39.7%で同15.3ポイント増加している。一方、SDGsの存在を知りつつも取り組んでいない企業が半数を占めている。

規模別では大企業が半数を超える

 企業の意識を規模別にみると、「大企業」ではSDGsに積極的な企業が半数を上回った。一方で、「中小企業」では積極的な企業は36.6%、さらに「小規模企業」では31.6%となっている。

業界別では「金融」「農・林・水産」の半数以上は積極的

 業界別にみると、積極的な企業では「金融」が56.0%で最も高くなった。次いで、「農・林・水産」も55.6%となり半数を超えた。一方で、SDGsに取り組んでいない企業では「卸売」が52.9%で最も高かった。

力を入れている項目は「働きがいも経済成長も」がトップ

 SDGsでは、2030年までに達成すべき17の目標が設定されている。現在力を入れている項目を尋ねたところ、目標の8つ目に掲げられている「働きがいも経済成長も」が32.0%で最も高かった。なお、前年比でみると、全17目標で前年より増加していた。

今後最も力を入れたい項目「働きがいも経済成長も」がトップ

 今後最も取り組みたい項目について尋ねたところ、「働きがいも経済成長も」が15.4%でトップだった。

SDGsに積極的な企業の景況感、全体を上回る水準で推移

 本調査と同時に行われた「TDB景気動向調査」を基に、「SDGs景気DI」「潜在SDGs景気DI」、および両者の統合指標として『SDGs景気DI(総合)』を算出した結果、2021年6月のSDGs景気DI(総合)は41.1となり、全体を2.0ポイント上回っていた。

 また、SDGsの17目標を「環境活動」「社会活動」「経済活動」「パートナーシップ」の4つに分類し、各グループにおける景気DIをみると、「パートナーシップDI」がSDGs景気DI、潜在SDGs景気DIともに最も高かった。

まとめ

 ESGの観点からもSDGsの達成に向けた取り組みは重要視されており、企業の見られ方や魅力の向上にとって外せないキーワードとなっている。今後は企業がSDGsに対して意欲的になれるよう、官民が一体となって取り組む価値やその事例を効果的に発信していくことが重要ではないだろうか。

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