リモートワーク VS オフィス通勤!コロナ禍で二極化が進むビジネスマンの睡眠
オーダーメイド枕の店まくらぼを運営するFutonto株式会社は、睡眠計測アプリ「睡眠ランキング」の計測データから、首都圏の30~59歳男性をサンプルに睡眠の実態を調査した。
首都圏働き盛り男性のリアルな睡眠
一都二県の働き盛り世代男性の平均睡眠時間は「6時間9分」となり、睡眠が不足しがちな首都圏ビジネスマンの姿が浮かび上がってきた。
また、コロナ禍感染拡大前と比べてビジネスマンの睡眠がどう変化したのかを、2019年から2021年起床時刻別割合の推移で見ると、2019年に一番多かった6時台に起きるユーザーが2020年から徐々に減少し、5時台の“早起き派”と、8時台の“遅起き派”が急増している。
このデータから平均睡眠時間だけではわからない、ビジネスマンの睡眠が二極化している現状が見えてきた。これは首都圏でも企業規模や業種、雇用体系によって、リモートワークに移行した会社とオフィス勤務が続く会社に二分されていることが要因のひとつと考えられる。
リモートワークタイプが気をつけたい「ソーシャルジェットラグ」
リモートワークのビジネスマンに見られる睡眠の問題としては、通勤時間がなくなったことで、遅く寝て遅く起きる“夜型睡眠”になりやすいこと。平日の就寝時間がどんどん遅くなる一方で、起床時間は一定なため、足りない睡眠を休日に昼頃まで寝て補おうとする睡眠スタイルに陥りがちだ。このように平日と休日の起床時間が大きくずれた状態を「ソーシャルジェットラグ」と言い、体内時計のリズムが乱れ、睡眠の質が下がる原因となる。
海外旅行で起きる時差ボケのような症状が起きており、だるさ、判断力の低下、起床後の眠気といった不調を抱えやすくなる。解決法としては、平日と休日の起床時間の差を「2時間以内」に抑えるようにすることだ。
長距離通勤タイプが気をつけたい「通勤中のうたた寝」
長距離通勤のビジネスマンに見られる睡眠の問題としては、朝晩の通勤時に電車内などでうたた寝してしまうことである。特に帰宅時のうたた寝は、夜の本睡眠のときに、寝つきが悪くなったり途中で目覚めてしまうなど、睡眠の質の悪化に直結する。解決法としては、「日中、眠気を感じる前に仮眠をとる」ことがおすすめだ。
まとめ
睡眠の質が低下すれば、日中の活動にも影響が出る。生活リズムの乱れやすいWithコロナ時代、勤務タイプ別の正しい睡眠の知識で質の高い睡眠をとり、健康的な生活を心がけてみてはいかがだろうか。
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