【2022年卒】Web面接「退出するタイミングが分からない」4割超
株式会社学情(本社:東京都千代田区・大阪市北区/代表取締役社長:中井清和)は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「Webセミナー・Web面接」に関して調査した。
Web面接「退出するタイミングが分からない」と感じている学生41.1%
Web面接について、「退出するタイミングが分からない(面接官と学生のどちらが先に退出するか)」と回答した学生が41.1%に上った。次いで、「開始時間の何分前に接続すれば良いか分からない」32.3%、「通信が途切れた際に、聞き直して良いか分からない」28.3%と続いた。「特になし」の回答は29.9%に留まっており、Web面接でのマナーについて、疑問を抱いている学生が多いことが分かる。
4割以上立ち振る舞いやコミュニケーションに不安
Web面接に参加し感じたことの上位は「交通費の節約になった」74.9%、「日程調整がしやすかった」60.2%となった。一方、「自身の目線の位置や、映り込む部屋の背景が気になった」「自分が相手にどう見られているか分かりにくいと感じた」も4割以上の回答を集めており、Web面接におけるマナーや立ち振る舞い、コミュニケーションに不安を感じている学生も多いと推察される。
Webセミナー「交通費の節約になった」「日程調整しやすかった」
Webセミナーに参加して感じたことは「交通費の節約になった」が77.4%で最多。次いで、「日程調整がしやすかった」64.6%、「遠方の企業の説明会にも参加できた」47.3%と、ポジティブな意見が続いた。一方、「社内の様子が分からず、働くイメージが掴みにくかった」も31.0%の回答を集めており、交通費の節約や日程調整のしやすさなどのメリットもある反面、社内の様子を知ったり、働くイメージを掴んだりすることは難しいと感じる学生が多いことが分かる。
調査概要
調査対象:「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者
調査方法:Web上でのアンケート
調査期間:2021年8月3日~2021年8月16日
有効回答数:421名
まとめ
面接やセミナーのオンライン化で利便性は高まったものの、コミュニケーション面や社内の様子を伝えるといった点では、オンラインならではの課題も生まれているようだ。
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