Job総研による『2021年 防災意識調査』を実施
キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関『Job総研』を運営する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小谷匠 以下「ライボ」)は、917人の社会人男女を対象に「2021年防災意識調査」を実施した。
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調査概要
調査対象:全国 / 男女 / 20~69歳
調査条件:1年以内~10年以上勤務している社会人、20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間:2021年8月18日~8月24日
サンプル数:917
調査方法:インターネット調査
【防災対策実施率と意識の変化】
58.6%が何かしらの防災対策をしていると回答。また、現在テレワークをしていると回答した722人中テレワークにより自宅での「防災意識が高まった」と回答したのは30.3%、「高まらない」が20.6%、「防災意識に変化なし」49.1%という回答結果になった。
【昨年と比べた防災意識の変化】
回答者全体に聞いた「昨年と比較して防災意識に変化があったか」では、「高まった」が39.3%、「高まらない」が22.9%で、「変化なし」が37.8%というという回答になった。このうち「高まった」と回答した360人中現状防災対策をしている方の割合は76.1%という回答結果となっている。
【「防災の日」の認知度】
回答者全体の50.1%が「防災の日」を認知していると回答。また同設問では自宅での防災対策をしていると回答した537人中61.1%が認知、していないと回答した380人の認知度は34.5%と差があり、防災対策をしている人ほど「防災の日」を認知しているという結果になった。
【防災対策をしない理由と今後の必要性】
現在防災対策をしていないと回答した380人に聞いた「今後防災対策の必要性を感じているか」については、86.1%が「はい」と回答した。また、現状で防災対策をしていない理由は、52.4%と半数以上が「何から手をつけて良いか分からない」と回答した。
現状防災対策をしていると回答した537人に聞いた「防災について意識していること」については、「飲食料の備蓄」が74.7%と最も多く、「緊急時の連絡先を把握している」と回答したのは32.6%とやや少ない回答となった。
まとめ
昨今の社会情勢に伴って働き方が変化し、テレワークが増えたことから社会人による自宅での防災意識は高まっている傾向にあるようだ。防災の日や防災週間に合わせて、社でも啓発を図ってみてはいかがだろうか。
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