長野県佐久市にて複業人材活用による地域活性化「YOBOZE!」プロジェクト始動
長野県佐久市(市長:栁田清二)と(株)ジェイアール東日本企画(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:赤石 良治)は、地方創生に係る包括連携協定(2019年3月27日締結)に基づく施策として、地域企業の課題を移住者・関係人口等の複業人材を活用し解決していくプラットフォーム「YOBOZE!(ヨボーゼ)」をリリースした。
テレワーク・移住活況でワークテラス佐久の開館から約1年で会員数6倍超
佐久市においては、新しい時代の働き方をするリモートワーカーを呼び込み、市の地方創生を推進するため、「佐久市まるっとテレワーク推進事業」などに取り組んできた。2020年4月1日に開館したコワーキングスペース「ワークテラス佐久」の運営においては、月額会員数が開館から約1年で9名(2020年4月末)→56名(2021年8月末)の6倍超、創業支援9件を達成するなどの成果を上げてきた。また、利用者同士の協業によるイベントやプロダクト開発など様々なプロジェクトが生まれている。
複業人材活用による地域活性化プロジェクト「YOBOZE!」始動
上記の成果をより地域の活性化につなげるために、9月1日(水)複業プラットフォーム「YOBOZE!」(業務受託者:株式会社ジェイアール東日本企画)をリリース。「YOBOZE!」は、佐久市に関心を持った移住者や関係・交流人口のスキルを、地域に発揮してもらうためのプラットフォームである。今回、事前に公募選定した地域企業の課題について、複業ワーカーと共に解決をする実証実験(2022年2月までを予定)を開始する。
複業とは?
「パラレルキャリア」とも呼ばれ、人生100年時代のキャリア形成や自由な働き方のために、複数の仕事を持つこと。副収入を主な目的とした「副業」と区別している。
今後の予定している複業関連プロジェクト
1.移住者・関係人口に向けた地域複業実践の支援
2.地域複業に関心のある方を市に呼び込むためのイベント(地域複業フェス2021.9.11予定)
3.企業向け副業人材活用セミナー など
まとめ
複業人材の活用には企業側のメリットも多く、特に人材の確保に課題を抱えがちな地域事業者にとっては、優秀な人材をスポット的に活用できるメリットは大きいだろう。今後上記のような取り組みはますます広がっていくのではないだろうか。
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