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【2022年卒】内定獲得後に、就職活動を継続していた学生が4割を超える

2021.09.30

株式会社学情(本社:東京都千代田区・大阪市北区/代表取締役社長:中井清和)は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内定(内々定)の獲得と承諾」(※以下、内定に統一)について調査し、内定を獲得している学生504名から回答を得た。

調査の背景

昨年より、コロナ禍で「内定取り消し」が発生するケースもあり、学生は内々定を獲得後も、「複数の内々定を保有し続ける」と想定されていた。実際に、2022年卒の学生は内定獲得後も就職活動を継続したのか、内定取り消しに不安を抱いているのかを明らかにするべく、内定獲得後の就職活動状況について調査した。

「2社以上」の内定を獲得した学生が62.4%

「2社以上」の内定を獲得した学生が62.4%

内定の獲得者数について、内定獲得済の学生のうち約6割が「2社以上」の内定を獲得していることが分かった。獲得社数で最も多かったのは「1社」37.6%で、「2社」28.4%、「3社」19.0%が続く。7.5%の学生は、「5社以上」の内定を獲得している。

内定獲得後も就職活動を継続していた学生が、4割を超える

内定獲得後も就職活動を継続していた学生が、4割を超える

内定獲得後の就職活動の状況について、4割以上が「活動を継続していた」と回答した。「内定承諾をした上で、就職活動を継続した」22.2%、「内定承諾を保留した上で、就職活動を継続した」18.1%と続く。「内定承諾をし、就職活動を継続した」と回答した学生は59.7%。

内定獲得後も就職活動を継続した理由

内定獲得後も就職活動を継続した理由

内定獲得後も就職活動を継続していた理由は、「志望企業の選考予定が入っていたから」が58.6%で最多。次いで、「就職活動で後悔したくないから」57.1%と続いた。納得した就職活動をするために、選考参加を続けていたことが分かる。「コロナ禍の業績不振などで、内定取り消しが不安だったから」の回答は4.9%に留まっており、「内定取り消し」を懸念している学生は少ないことが明らかになった。

調査概要

・調査対象:「あさがくナビ2022」会員
※既に内定を獲得している学生が回答
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2021年9月14日~2021年9月22日
・有効回答数:504名

まとめ

内定取り消しへの懸念は少なかったようだが、より納得のいく就職活動とするために、内定獲得後も就職活動を継続した学生が多かったことがわかった。継続した学生のうち約6割は内定承諾した上で行っていたことも判明している。

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