30代の「大人の自己分析」キャリア自律の時代にキャリア迷子が8割
株式会社fruor(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:喜多村 若菜)が運営するオンラインキャリア相談サービス「ミートキャリア」では、キャリアカウンセラーと1対1のメール形式で3ヵ月間行う「テキストプログラム自己分析編」の受講者が30代を中心に増加していることを発表した。
約8割がキャリア迷子
リクルートワークス研究所が20-59歳の働く男女を対象に行った調査によると、キャリアの悩みのうち「自分が人生やキャリアでどうしていきたいか分からない」について、「当てはまる」または「どちらともいえない」と回答した人が8割を超えた。年代別では30代が84.2%でもっとも高く、キャリアの展望が描けないいわゆる“キャリア迷子”の状態に陥っている人が多いことがわかる。
社会人10年目の壁
テキストプログラム自己分析編の受講者は30代が約6割を占め、30代前半・後半とも同じくらいの割合となっている。平均年齢は33.9歳。大卒の場合、社会人10年目となる頃で、昇進や転職、結婚や出産といった働き方やキャリア形成に変化のある“転機”が訪れる頃だ。自身や周りの変化を受け、さらに社会も急速に変化する中、30代で人生やキャリアの方向性に迷う人が多いものと考えられる。
96%が変化を実感
自己分析編は1ヵ月目は過去から現在の振り返り、2ヵ月目は仕事、3ヵ月目は未来をテーマに行う。3ヵ月間の自己分析を終えた後のアンケートでは、96.3%の人が自分に「変化があった」と回答した。変化のポイントは①自己理解や強みの認識ができたこと、②ありたい姿が明確になり、目標設定ができたことの2つ。これらが前向きに行動することにつながっている。
10月27日(水)30代向けの今後のキャリアを考えるオンラインイベント開催
イベントでは転職・副業・現職でやりたいことを実現した30代3人の事例を取り上げ、「やりたいこと」を見つけるためのヒントを紹介する。
日時:10月27日(水)21:00~22:00
場所:Zoom (顔出しなし/耳だけ参加もOK)
参加費:無料
申込はこちら
まとめ
自身の価値観や強みを知ることは、キャリアを自分でつくる“キャリア自律”の一歩であり、人生100年時代、そしてVUCA(予測不可能)の時代を生きる武器となる。転職する・しない、キャリアアップをする・しないに関わらず、モヤモヤしたら一度立ち止まって自己分析を行ってみてはいかがだろうか。
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