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研修・人材育成において重視しているテーマ『日本企業の経営課題2021』 調査結果速報【第7弾】

2021.10.19

一般社団法人日本能率協会(会長:中村正己、JMA)は、企業が抱える経営課題を明らかにし、これからの経営指針となるテーマや施策の方向性を探ることを目的に、1979年から、企業経営者を対象に、「当面する企業経営課題に関する調査」を実施している。今年は2021年7~8月に実施し、517社からの回答を得た。今回は第7弾として、研修・人材育成において重視しているテーマについての調査結果を発表した。

調査概要

調査時期 :2021年7月20日~8月20日
調査対象 :JMAの法人会員ならびに評議員会社、およびサンプル抽出した全国主要企業の経営者(計5,000社)
調査方法 :郵送調査法(質問票を郵送配布し、郵送およびインターネットにより回答)
回答数・回収率:回答数517社・回答率10.3%

研修・人材育成において重視しているテーマ

本調査では、18項目の研修・人材育成テーマを挙げて、それぞれについての重視度を尋ねた。結果、「重視している」との比率(「非常に」~「やや」の合計)が高い順に、第1位:「中堅社員の業務遂行能力の向上」(87.8%)、第2位:「新入・若手社員の業務遂行能力の向上」(86.3%)、第3位:「課長層のマネジメント力の向上」(85.9%)となり、いわゆる階層別研修が上位に並んだ。

大企業でより重視度の高いテーマ

研修・人材育成テーマの重視度に関する設問への回答結果について、「非常に重視している」=6点、「重視している」=5点、「やや重視している」=4点、「あまり重視していない」=3点、「重視していない」=2点、「まったく重視していない」=1点として、従業員規模ごとの平均点を算出し、比較をしたところ、全般的に大企業の方が、重視度が高くなっている結果が見られた。特に、「女性リーダーの育成」「ダイバーシティの理解」について、乖離が大きくなっている。

まとめ

全体としては階層別研修の重視度が高くなっていることがわかった。ジョブ型雇用が議論される昨今ではあるが、組織の中核を担う社員の業務遂行力やマネジメント力の向上が、引き続き重要視されているということも興味深い結果となった。また、大企業において、「女性リーダーの育成」や「ダイバーシティの理解」の比率が中堅・中小企業よりも高めになっているという結果も見られた。多様性が活かされる職場をつくることによって、新たな発想が広がり、イノベーションの実現に結び付くことが期待される。

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