「ジョブカン勤怠管理」サイバーリンク社との協業で顔認証対応の非接触勤怠管理ソリューションを発表

株式会社DONUTS(本社:東京都渋谷区、以下DONUTS)が提供するクラウド勤怠管理システム「ジョブカン勤怠管理」は、AIと顔認証技術のパイオニアであるCyberLink Corp.(本社:台湾新北市、以下サイバーリンク)とのサービス連携による非接触でのスマートオフィスの実現に向けて、両社で協業を開始したことを発表。正式なサービス連携の開始時期は2022年1⽉を予定している。
協業の背景
ジョブカン勤怠管理ではこれまでもさまざまな打刻方法との連携、開発を進めてきた。近年ではウィズコロナの勤怠管理として、非接触型の認証方法である顔認証を用いた打刻の需要が増している。
一方で、顔認証への対応には、個人情報の管理やそれに伴うシステム開発など、リソース面や費用面で導入への障壁も多い状況だ。中小企業やスタートアップも含めた幅広い企業において、ワークスタイルのDXであるスマートオフィス化を推進していくため、両者の協業を進めることとなった。
協業の具体的な内容
両社のリソースを活用して、スマートオフィスの実現に向けたソリューションの開発を広く模索していく。第1弾としてDONUTSのクラウド勤怠管理システム「ジョブカン勤怠管理」にサイバーリンクのAI顔認証エンジンFaceMe®を組み込み、iPad上で動作する顔認証対応の非接触勤怠管理ソリューションを提供する。追加工事や高額な専用端末への設備投資なしに非接触勤怠管理ソリューションが導入できるため、中小企業でも広く導入が可能になる。
FaceMe® について
ディープニューラルネットワーク AI 技術を使用した FaceMe® は、高速な認識速度(0.2秒以下)と高い認識精度(本人識別率 99.7%)、角度のついた顔でも認識する広い認識範囲を実現するリアルタイムAI顔認識エンジンである。IoT用エッジデバイスからクラウドまで様々な環境に幅広く対応していることで、幅広いユーザーの要求に柔軟な対応が可能。
【特長】
■歩行中人物の顔を認証する「ウォークスルー認証」を実現
■産業用デバイスやクラウドだけでなく、iPadなど市販のデバイスやIoTデバイスでも高速動作を実現
ジョブカン勤怠管理について
勤怠管理業務に必要な機能を全て備えているクラウド型勤怠管理システム。設定も操作もわかりやすく、多くの企業にて採⽤されている。
まとめ
近年オフィス内IoTが注目され、スマートオフィスの導入が進みつつある。さらに、コロナ禍において「非接触型」を重要視する企業が増加した。両社が協業で提供を予定している顔認証対応の非接触勤怠管理ソリューションは、高額な設備投資が必要ないため、多くの企業でニューノーマルなスマートオフィスを実現していくだろう。
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