9割近くが総務の仕事が好きだと回答する一方「ずっと総務を続けたい」は3割以下
株式会社月刊総務(所在地:東京都千代田区、代表取締役:豊田健一)は、全国の総務担当者を対象に「総務のキャリアに関する調査」を実施したことを発表した。
総務の仕事「ずっと総務を続けたい」3割以下
総務という仕事が好きか尋ねたところ、「とても好き」と「やや好き」を合わせて9割近くが総務の仕事が好きだと回答した。
さらに、総務の仕事に対する今後の意向について尋ねたところ、「ずっと総務を続けたい」は28.8%だった。
総務の仕事「適正に評価されていない」半数以上
総務の仕事は適正に評価されていると思うか尋ねたところ、「あまり適正に評価されていない」と「全く適正に評価されていない」が合わせて54.0%となった。
総務職での転職経験「あり」は3割以下
総務職での転職経験について尋ねたところ、「ある」が24.8%、「ない」が75.2%という結果になった。
「総務の仕事に自分の能力が生かされている」約9割
総務の仕事に自分の能力が生かされていると思うか尋ねたところ、「とても生かされている」と「やや生かされている」が合わせて89.2%となった。
総務として必要なスキル
総務として必要なスキルはなんだと思うか尋ねたところ、「調整力」が87.6%で最も多く、「コミュニケーション力」が84.8%、「トラブル処理能力」が74.4%と続く結果となった。
8割以上が総務のキャリアにおいてロールモデル不在
総務のキャリアを描く上で、ロールモデルになる人はいるか尋ねたところ、「いない」が82.8%という結果になった。
調査概要
調査名称:総務のキャリアに関する調査
調査対象:『月刊総務』読者、「月刊総務オンライン」メルマガ登録者ほか
調査方法: Webアンケート
調査期間: 2021年10月15日〜10月21日
有効回答数:250件
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合がある
まとめ
今回の調査では、総務として働いている人の多くが総務の仕事が好きで、かつ自身の能力を生かせていると思っていることがわかった。その一方で、ずっと総務の仕事を続けたいという回答はぐっと減り、3割以下にとどまった。その背景にはロールモデルの不在など、総務としてキャリアを積むイメージが持てていないという理由があるのかもしれない。
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