電子契約の認知度と導入率に関する調査結果【2022年版】
つなぐマーケティング(本社:神奈川県鎌倉市、代表:溝口ひろき)が運営するフリーランス情報メディア「フリーランスガイド」は、様々な業界のビジネスパーソンを対象に電子契約に関するアンケート調査を実施した。
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調査概要
調査対象:ビジネスパーソン(会社員、社長、個人事業主)
調査人数:414人
調査日:2022年1月10日~2022年1月15日
調査方法:インターネットによるアンケート調査
8割近いビジネスパーソンが電子契約を知っている
「電子契約を知っていますか」と質問したところ、「はい」が76.1%、「いいえ」が23.9%という結果になった。
電子契約サービスを導入している企業は4割を下回る
次に「あなたの会社では電子契約を導入していますか」と質問したところ、「はい」が21.7%、「いいえ」が60.9%、「わからない」が17.4%という結果になった。
確実に電子契約を導入している企業は2割強だったが、「わからない」という回答の17.4%を足しても、39.1%で4割を下回った。
しかし、以下の業界別に導入率を見てみると、「金融・保険業」が71.4%で一番高く、次に「通信・インターネット業(36.8%)」「建設業(34.8%)」「製造業(29.0%)」と続き、業界によっても変わることがわかる。
会社で導入しているサービス、または利用したことがあるサービスは?
「会社で導入している電子契約サービス、または利用したことがあるサービスを教えてください」と質問したところ、「一度も利用したことがない」という方が大半だったものの、「クラウドサイン、Adobe Sign、BtoBプラットフォーム契約書、DocuSign」等の利用者が多い結果となった。
電子契約はもっと普及すべきという人が大多数
「電子契約はもっと普及すべきだと思いますか」という質問をしたところ、「はい」が68.3%、「いいえ」が2.7%となり、電子契約の普及を望まない人は3%に満たない結果となった。
まとめ
今回の調査結果で、電子契約の企業導入率は4割にも満たないという現状が明らかになった。普及にはもう少し時間がかかるかもしれないが、世の中の流れとして電子契約を推進する動きがあることから、近い将来、電子契約が当たり前になる時代がくることは間違いないだろう。
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