株式会社構造計画研究所が新型スマートロックを発表
株式会社構造計画研究所は、提供するビジネスのためのスマートロック「RemoteLOCK 8j」の新製品として、非接触ICカード技術の「FeliCa」に対応する「RemoteLOCK 8j-F」およびQRコードに対応する「RemoteLOCK 8j-Q」の2つの新機種を発表した。
概要
RemoteLOCKシリーズは、鍵の発行、受け渡しをクラウド上で自動化することで、ホテルなどの宿泊施設のフロント業務の効率化や、スペース貸し事業における無人運営を可能にするビジネスのためのスマートロックである。
今回発表する2つの新機種は、非対面・非接触による解錠が可能で、感染症対策という市場ニーズに応えるものとして開発された。「RemoteLOCK 8j-F」は、入室用の鍵としてFeliCaカードを最大1000枚までクラウド上で登録・管理できるスマートロックである。また、「RemoteLOCK 8j-Q」は、QRコード読み取り用のカメラが内蔵されたスマートロックで、スマホや紙面などに表示されたQRコード情報で解錠する。
これらの製品を、自動ドアや集合エントランス向けのアクセス管理システム「TOBIRA」と連携することで、建物全体の入口から個別のドアまで、施設全体のタッチレス・完全非接触での解錠を実現する。これにより、衛生面への配慮や利便性向上が必要な不特定多数の人が利用するシーンで、事業者は自社の運営スタイルに最適なRemoteLOCKを選定できるため、安心で快適な空間提供をより実現しやすくなる。
RemoteLOCK 8j-Fの特徴(FeliCa対応版)
FeliCaカードの固有ID番号(IDm)を登録することで、日常的に利用する交通系ICカードや社員証を入館・入室用の鍵として利用できる。手持ちのFeliCaカードをかざすだけで解錠できるため、ストレスフリーで完全非接触の解錠を実現する。
カード登録のための専用端末の購入や設置は不要だ。管理者はクラウド管理画面上で、いつでも、どこからでも手軽にFeliCaカードの登録・削除が行える。
RemoteLOCK 8j-Qの特徴(QRコード対応版)
利用者は、メールやLINE、施設事業者のアプリなどでQRコードを受け取り、自身のスマートフォンからQRコードをかざし、非接触で解錠できる。
紙に印刷、メールで送付、スマホやタブレットの活用など、多彩な表示方法のあるQRコードなら物理鍵の受け渡しは不要だ。鍵の紛失を心配する必要もなく、クラウド管理画面上で再発行も簡単に行える。