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「従業員エンゲージメントとキャリア充足度」に関する研究結果を公開

2022.05.10

株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表:小笹芳央、証券コード:2170)の研究機関であるモチベーションエンジニアリング研究所は、「従業員エンゲージメントとキャリア充足度」に関する調査を行った。

「従業員エンゲージメント」と営業利益率の関係

「従業員エンゲージメントが⾼いと営業利益は高まるのか」を、「ES」と「営業利益率」を用いて分析した。結果、両者には相関が見られ、「ES1ポイントの上昇につき、当期の営業利益率が0.35%上昇する」ことが分かった。

「従業員エンゲージメント」と労働生産性の関係

「従業員エンゲージメントが高いと労働生産性は高まるのか」を、「ES」と「労働生産性」を用いて分析した。結果、両者には相関が見られ、「ES1ポイントの上昇につき、労働生産性(指数)が0.035上昇する」ことが分かった。

​「キャリア充足度」と年収・役職の関係

各年収、役職ごとのCDSを調査すると、全体的には年収や役職が向上するとともにCDSが高くなる傾向にあることが分かった。一部年収600万円~900万円の層や係長・主任において、CDSが維持傾向にあるものの、総じて主観的なキャリア充足度と客観的なキャリア指標(年収・役職)は影響関係にあると考えられる。

「キャリア充足度」と「従業員エンゲージメント」との関係

リンクアンドモチベーショングループ(以下LMG) における部門別平均CDSとエンゲージメントスコアとの相関関係を調べたところ、個人の主観的なキャリア充足度と従業員エンゲージメントとは統計的に有意な正の相関関係が観察された。

「従業員エンゲージメント」や「キャリア充足度」とマネジメントスコアの関係

LMGにおいてはマネジメントサーベイから算出されるマネジメントスコアが高いほど、従業員エンゲージメントが高いことが明らかになっている。同様に、LMGにおけるマネジャーのCDSとマネジメントサーベイから算出されたマネジメントスコアとの関係性を調査したところ、主観的なキャリア充足度が高いマネジャーほど、マネジメントサーベイから算出されるマネジメントスコアが高いことが明らかになっている。

まとめ

同研究所は、企業の「人的資本経営」の実現に向けて企業に求められることを明らかにすべく、これまで同社が分析してきた「従業員エンゲージメント」と個人の主観的な「キャリア充足度」に関するデータを考察。結果、「従業員エンゲージメント」の向上は”営業利益率や労働生産性”に、主観的な「キャリア充足度」の向上は”年収や役職”に、それぞれプラスの影響があることが明らかになった。同時に、「従業員エンゲージメント」と「キャリア充足度」の間には相関関係があることも示唆された。