【調査レポート公開】2022年度新⼊社員のリアルと自律をうながす育成のポイント
企業研修、人事組織コンサルティング事業を行う株式会社シェイク(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:吉田実)は、2022年度新入社員の傾向を理解し、職場での活躍を後押しするためにアンケート調査を行い、分析・考察のうえで「2022年度入社 新入社員レポート」を発行した。
調査概要
調査対象者:2022年度新入社員 1,739名
調査期間:2022年4月2日~5月3日
調査方法:Webアンケートによる調査
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POINT① 自己成長を重視している
「働く目的」として「自己成長」を選択した新入社員が61.7%、「働くにあたって楽しみなこと」として、「新たな知識・スキルが身につくこと」を選択した新入社員が60.9%を占めた。
また、「現在所属している会社で長く働き続けるための条件」として「成長できること」を選択した新入社員が37.8%であり、2021年度と比較して12.3%増加した。
POINT② 他者との関係構築を強みと認識
「自身の得意なこと・強み」として「他者の思いや考えを理解し、信頼関係を築くこと」を選択した新入社員が53.3%となり、10個ある選択肢の中で最も多く選択された。
また、働く目的として「仲間とのつながり」を選択した新入社員が29.8%(2年連続増加)、「働くにあたって楽しみにしていること」として、「チームで協力して仕事に取り組み、成果を出すこと」を選択した新入社員が50.6%など、人間関係、チームで仕事をすることへの関心の高さがうかがえる結果が見られた。
POINT③ ストレスマネジメントに苦手意識
「自身の苦手なこと・弱み」として「ストレスがかかる状況であっても、冷静に物事に取り組むこと」を選択した新入社員が48.9%となり、10個ある選択肢の中で最も多く選択された。
POINT④ モチベーションが高まるポイント
「どのようなときにモチベーションが高まるか」という設問について、上位3つが「誰かから成果や努力を認められたとき」「自分自身の力で目標を達成したり、ものごとをやり遂げたとき」「自分自身の成長を感じたとき」となった。
まとめ
調査結果から、2022年度新入社員は自己成長や他者とのかかわりへの関心が高く、他者との関係構築を強み、ストレスマネジメントを弱みと認識していることが分かった。こうした傾向を踏まえ、自社でどのような育成を行っていくか、改めて検討してみてはいかがだろうか。