人的資本経営、情報開示を支援する新サービス「CHROFY」を提供開始

企業内に散在するデータから経営に役立つ価値を引き出すITサービスを提供するCHROFY（クロフィー）株式会社（所在地：東京都千代田区、代表取締役：滝本訓夫、以下「CHROFY Inc.」）は、人的資本経営、および人的資本報告（ディスクロージャー）を支援する新サービス「CHROFY」の提供を開始する。

新サービス提供の背景

ISO30414:2018など人的資本報告の指針発行、コーポレートガバナンス・コードの改定、そして政府による「人的資本可視化指針」の公開などにより、企業は人的資本に関する情報の開示を求められている。その一方で、何から取り組むべきか分からないという悩みや課題を持つ企業も少なくない。まず、最初の取り組みとして推奨されているのが、「自社の人的資本、人材戦略を整理してみる（定量把握に着手する）」ことだ。

（出典：非財務情報可視化研究会「人的資本可視化指針」。同指針の中の環境省「TCFDを活用した経営戦略立案のススメ～気候関連リスク・機会を織り込むシナリオ分析実践ガイド ver3.0～」を参考に作成された、「コラム②：ステップ・バイ・ステップでの開示」参照）
）

このような背景から、CHROFY Inc.は経営トップ、CHRO（人事管掌役員）、人事部門、経営企画部門、IR部門、サステナビリティ推進部門など様々な担当者が抱えている人的資本経営に対する課題を解決するため、新たなクラウド・サービス「CHROFY」を開発した。

既存の自社データをクラウドにアップロードするだけで、簡単に測定・見える化できるため、自社の人的資本・人材戦略の整理に活用が可能だという。

サービス概要

「CHROFY」は、企業内に散逸する勤怠・給与・人事評価など複数の人事関連データをもとにして統合データベースを構築し、それを可視化するサービス。

社内に散在しているデータをそのままクラウド・サービスにアップロードするだけで、戦力の配置、人事諸制度の運用実態、採用とオンボーディング、ダイバーシティ、健康経営、そしてISO30414指標などのレポートを生成することができる。

また、「CHROFY」のアウトプットは、特許登録された（※特許第6868172号）独自の指標も含む123種類のグラフや数表で構成されている。「CHROFY」の多種多様なアウトプットにより自社の人的資本を測定し、戦略にフィットするKPIを継続的にモニタリングすることが可能になる。

会社概要

会社名 ： CHROFY 株式会社 （CHROFY Inc.）
所在地 ： 東京都千代田区内神田1-5-16 アルテ大手町7階
代表者 ： 代表取締役　滝本 訓夫
事業内容 ： データ収集・整理、データベース構築、クラウド・サービス等

まとめ

人的資本経営に取り組むにあたって、どこから手をつけていいかわからない企業は多いだろう。うまく外部サービスなどを使って情報の可視化から進めていくといいのでは？