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救急車が来るまでに行う応急手当講座「自社の備品で命を繋ぐ応急処置法」リリース

2022.11.28

健康サポート いきものがたり工房(所在地:愛知県豊橋市、代表:岡田和子〈産業看護師〉)は、BCP(Business Continuity Planning:事業継続計画)支援事業として企業災害の危機に備え、「自社の備品で命を繋ぐ応急処置法」が学べる講座をリリースした。

『自社の備品で命を繋ぐ応急処置法』誕生の背景

大地震などの災害が発生すると、道路が寸断され救急車が直ぐに救助に来れなくなる可能性が高くなる。社内で負傷者や怪我人が発生しても救急車を呼べなかったり、病院で診察が受けられなかったりする可能性があるため、そのような事態に備え社内で対応するための準備が必要になる。

そこで同社は、企業災害への取組みの重要性を考えている企業向けに「事業の継続」「従業員を災害から守ること」を踏まえ、企業内の社員同士の救助だけでなく、周りにいる人の手助けをできるように、「自社の備品で命を繋ぐ応急処置法」を体験して欲しいという思いから本講座をリリースした。

『自社の備品で命を繋ぐ応急処置法』3つの基本構成

1:企業災害リスクアセスメント
危ないと思われる作業・作業場所で起こりうる災害(怪我・骨折・火傷な どの危険リスク)に対して、各グループで話し合いをすることで社内の協調性を高め・創造力の向上にもつながり、災害時、社員自ら考え行動することが必要だと理解出来る応急処置法を学ぶことができる。「リスク」を認識、評価し、計画性を持って対応する取り組みである。

2:自社の備品を使った応急処置法
命を繋ぐ応急処置法において、止血方法、怪我の対応、観察要点、搬送法、車いす移乗・移動、消毒などの重要なポイントをまとめた内容。

3:災害につながる危険がないかという “・・・かもしれない”
災害リスクを認識し、計画的、行動力を持って取り組むことができ、傾聴 力・創造力を高め、応急処置法を学ぶことで事業継続に必要な社員を守ること、命を守ることを学ぶことができる。

『自社の備品で命を繋ぐ応急処置法』受講するメリット

■体調の変化に気づき声掛けすることができる
・“大丈夫ですか”と声掛けをすることの大切さ
・声掛けは痛みを和らげたり、安心感を与えられる

■身を守る感染症の危険性の理解
・血液からの感染症の予防の仕方を身につけられる
・嘔吐物、排泄物の処理、感染予防を学べる

■災害時における衛生管理
・トイレが使えない時の対処法が学べる
・安心してトイレに行ける環境づくり

まとめ

災害時、すぐに救急車が来ない状況では、社員が協力し応急処置をしなければならない。緊急時に即座に対応できるようにするためには、自社での対応を想定し、救急処置法や応急手当の知識を学んでおくことが重要だろう。