オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

ブラックはNGだけど、ゆるすぎてもNG Job総研『2023年 働く環境の実態調査』

2023.01.18

キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関『Job総研』を運営する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小谷匠 以下「ライボ」)は、682人の社会人男女を対象に「2023年 働く環境の実態調査」を実施した。同調査はブラック企業での勤務経験有無やその具体的な内容及び、それによる転職経験の有無や、転職で環境は改善したか、またゆるすぎる環境での勤務経験とそれによる転職経験の有無、さらに働く環境でブラックまたはホワイトを連想する職種などを調査した。

働く環境の実態

働き方改革が進む近年、いわゆるブラック企業と言われる環境は「長時間労働・低賃金・ハラスメント・高離職率」など他にも多数挙げられるが、その実態は減少傾向にある。一方昨今ではゆるすぎるホワイト企業が増加し、そのゆるさが原因で離職するケースがあると言われている。

実際にブラックな環境やゆるすぎるホワイトな環境は離職率とどのような因果関係があるのだろうか。また、それは業界や職種によってどのような差が見られるのだろうか。Job総研では682人の社会人男女を対象に、ブラック企業での勤務経験有無やその具体的な内容及び、それによる転職経験の有無や、転職で環境は改善したか、またゆるすぎる環境での勤務経験とそれによる転職経験の有無、さらに働く環境でブラックまたはホワイトを連想する職種などを調査した「2023年 今年のコロナ意識調査」を実施した。

調査概要

調査対象者    :全国 / 男女 / 20~50代
調査条件     :1年以内~10年以上勤務している社会人
          20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間     :2022年12月28日~2023年1月4日
有効回答数    :682人
調査方法      :インターネット調査

調査詳細

TOPICS

TOPICS

・全体の52.8%が「ブラック企業に務めた経験あり」を回答 内容は「長時間勤務」が68.9%で最多
・「ブラックな環境が原因で転職した経験あり」47.8%に対して「転職で環境が改善された」が69.8%
・「ゆるすぎる企業に務めた経験あり」34.2%中、「ゆるすぎる環境が原因で転職をした」は48.9%
・ブラックな環境を連装させる職種は「営業職」が最多回答で43.7%
・ホワイトな環境を連装させる職種は「事務・アススタント」が最多回答で31.7%

まとめ

昨今ハラスメントや長時間労働などブラックな環境にメスが入り、政府が掲げる働き方改革が進む一方、ゆるすぎる環境に不満を持つケースも出てきているようだ。調査結果を参考に、望まれる労働環境と自社の状況を照らし合わせてみては?