34歳以下の若手540人のテレワーク状況 すでに7割が出社の実態

エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する若手ハイキャリア向けスカウト転職サービス『AMBI』上で、34歳以下のユーザーを対象に「テレワーク」についてアンケートを実施し、541名から回答を得たことを発表した。
7割が「出社勤務している」と回答

「現在テレワークは実施されていますか?」と伺うと、67%の方が「基本的に職場に出社している」と回答した。「出社と在宅を組み合わせている」と回答した方は19%、「基本的に在宅・テレワークをしている」と回答した方は13%であった。
地域別でテレワークの実施状況を伺うと、「基本的に職場に出社している」と回答した方は、関東1都3県が58%と一番少ない結果となった。関西2府4県は78%、その他地域が79%と、地域によって出社率に差がある。関東1都3県で「出社と在宅を組み合わせている」「基本的に在宅・テレワークをしている」と回答した方は、関西2府4県やその他地域の約2倍に及ぶ結果となった。
転職経験者のテレワーク実施率は、転職未経験者に比べ約2倍

テレワーク実施状況を転職経験別で見ると、「出社と在宅を組み合わせている」方の割合は、転職経験者が転職未経験者の1.5倍に(転職経験あり:24%、転職経験なし:16%)。また「基本的に在宅・テレワークをしている」方の割合は、転職経験者が転職未経験者の2倍以上になった(転職経験あり:19%、転職経験なし:8%)。
今後希望する働き方「ハイブリッド型」が65%で第1位

「今後の働き方としてテレワークは希望していますか? 」と尋ねると、「出社と在宅を組み合わせたい」と回答した方が65%で最多となった。「完全な在宅・テレワークを希望している」は20%、「在宅・テレワークは希望していない」は16%となっている。
地域別で見ると、関東1都3県では「出社と在宅を組み合わせたい」と回答した方が、関西2府4県やその他地域よりも多いことが分かった。
調査概要
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『AMBI』を利用する34歳以下のユーザー
有効回答数:541名
調査期間:2023年2月24日~3月6日
まとめ
調査の結果、地域・転職経験有無によってテレワーク実施率に差があることが判明。また、今後希望する働き方第1位は「ハイブリッド型」で「完全在宅」希望者を上回る結果になった。今後の参考にしていただきたい。