1000社以上が利用するSaaS「アッテル」の新機能で上司と部下のコミュニケーション活性化やマネジメント最適化へ

株式会社アッテル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:塚本鋭、以下:アッテル)が、新機能「マネジメント支援レポート」をリリース。同機能により、上司と部下のコミュニケーションの活性化やマネジメントの最適化に寄与するという。
レポーティングを機能として自動化し実装
1000社以上が利用するピープルアナリティクスSaaS「アッテル(Attelu)」を展開する株式会社アッテルは、マネジメント対象者と上司のパーソナリティーの相性をもとに、マネジメントにおけるアドバイスが表示される新機能「マネジメント支援レポート」をリリースした。
VUCA(ブーカ※)と呼ばれる変化の早いこの時代には、マネジメントのあり方にも変革が求められている。従来の画一的なやり方ではなく、一人一人と対話し、「部下の能力をいかに引き出すか」が重要視されているといえる。
※VUCA:Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、 Complexity(複雑性)、 Ambiguity(曖昧性・不明確さ)の略語
アッテルは、「個人の特性や価値観がわかる」適性診断データが今の時代のマネジメントにおいて参考になるデータの1つであると考え、実際にユーザー企業へ向けて、管理職向けの勉強会や個別のレポートを提供してきた。
そんな中、同社では、より多くの管理職として働く人に簡単にマネジメントのポイントをつかんでもらいたいと、個別で支援していたレポーティングを機能として自動化し、このたびの実装にいたった。アッテルでは「本レポートにより、上司と部下のコミュニケーションの活性化ならびにマネジメントの最適化に寄与してまいります」としている。
マネジメント対象者だけでなく上司の資質も踏まえたアドバイス

「マネジメント支援レポート」では、マネジメント対象者(部下)と上司のパーソナリティーの相性をもとに、マネジメントにおける具体的な注意点を表示する。
上司はこのレポートを通じて相手と自分の違いを比較・認識し、また相手がどのように感じやすいかを知ることで、コミュニケーションの最適化を図ることができる。
多くの適性検査や1on1ツールでは、部下に合わせたマネジメントの手法がアドバイスとして提示されるが、同社のレポートは部下だけでなく、上司の資質も踏まえたアドバイスを示す。上司がとるべき「コミュニケーション」「仕事のアサイン方法」「フィードバック方法」など、より具体的な内容がわかるレポートとなっている。
これは、「上司のタイプによってマネジメント方法を変えたほうが、より適切なコミュニケーションができる」ということが立証されているため、とのことだ。
「マネジメント支援レポート」の主な項目
■マネジメント対象者の資質タイプ
資質によって【4タイプ×4タイプ】にタイプを分類。
適性の高い仕事の内容や長所・短所を知らせる。
■対象者と上司の類似度/違い
マネジメント対象者と上司の価値観の類似度をパーセンテージで表示。どの価値観が似ている/似ていないかがひと目でわかります。また、特に違いが大きい3つの資質を掲載し、お互いの価値観の違いを明文化することでお互いを深く理解した上で対話ができる。
■マネジメントにおける注意点
実際にやりとりをするときにどんなコミュニケーションをとるべきかを確認できる。得意不得意に合わせて仕事のアサインやフィードバックを行うことで、モチベーションが高まり、部下の成長や離職防止につながる。
まとめ
組織マネジメントや働き方の多様化という意味でも、それぞれのコミュニケーションの活性化は重要なテーマ。新機能「マネジメント支援レポート」は、なかなか言語化の難しいこの課題への、ひとつの助けになってくれそうだ。