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BIPROGYがデータ分析とデータサイエンティスト育成支援サービスを提供

2023.09.11
オフィスのミカタ編集部

BIPROGY株式会社が、データ分析とデータサイエンティスト育成の支援を行うサービスの提供を開始した。同社では、このサービスを通じて、企業が直面するいわゆる「PoC疲れ」などの課題を解決し、持続可能なデータドリブン組織の実現を伴走支援するとしている。

データドリブン組織の実現を伴走支援

BIPROGY株式会社(以下:BIPROGY)は、全社横断のデータ活用プロジェクトを推進するDX・情報システム部門を対象に、データ分析とデータサイエンティスト育成の支援を行うサービス「RinzaInsight(リンザインサイト)」と「RinzaAcademy(リンザアカデミー)」の提供を開始。同社では、さまざまな業界での200件を超えるデータ活用プロジェクトの実績をもとに、データ活用の計画、実行、定着フェーズで発生する課題解決するためメニューを体系化したサービスとしている。

データ分析支援「RinzaInsight」と人材育成支援「RinzaAcademy」

データ分析支援「RinzaInsight」と人材育成支援「RinzaAcademy」
サービスメニュー体系

「RinzaInsight」は、BIPROGYのデータサイエンティストが、お客様のデータを分析し、課題の発見や因果関係を明らかにし、売上拡大や業務変革の実現を支援。データ分析のテーマ設定から分析実行、分析結果の業務適用まで支援する。

一方「RinzaAcademy」は、データ活用プロジェクトを遂行できるスキルを持つ実践的なデータサイエンティストの育成を支援。目標とするスキルセットや育成計画のカリキュラムを設計し、集合研修やeラーニングによるスキル習得と定着をサポートする。

BIPROGYのリリースによると、多くの企業が蓄積されたデータの活用に取り組んでいるが、PoC(概念実証)から先に進まず「PoC疲れ」といった課題に直面しており、データ分析とデータサイエンティスト育成を同時に実施することによって、この課題を解決。データ活用をPoCで終わらせることなく、持続可能なデータドリブン組織の実現を伴走支援していく、としている。

まとめ

近年よく聞かれる「PoC疲れ」の解決を目指す新たなサービス。データ分析支援だけでなく、データ活用人材の育成支援を組み合わせている点が特徴的で、今後、より持続的なデータ活用を考えている企業に向けたサービスと言えるだろう。