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【法改正情報も】25卒夏インターンで印象が良かった企業、悪かった企業の特徴は?

2023.10.06
オフィスのミカタ編集部

新卒大学生向けの就活情報サイト「就活の教科書」を運営する株式会社Synergy Career(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:岡本恵典)は、公式LINEの登録者を対象に25卒の夏インターンに関するアンケート調査を実施しその結果を公表した。

夏インターンで印象が上がった企業、下がった企業の特徴

同社の調査によると25卒の学生が夏インターンの平均応募数は7.66社、参加した数は4.42社。2社応募のうち1社は参加する結果となった。インターンへ参加してみて印象が上がった企業、下がった企業の特徴として下記があげられた。

印象が上がった企業の特徴(上位3つ)
・人事や社員が明るかった:66.4%
・雰囲気が和やかだった:57.3%
・対応が丁寧であった:49.1%

印象が下がった企業の特徴(上位3つ)
・会社の良い面しか話さなかった:32.7%
・説明が分かりにくかった:21.8%
・社員の態度が悪かった、人柄がよくない:20.9%

社員や社風の良さで会社の印象があがる一方で、会社のいい面しか話さないと印象が下がってしまう結果が明らかとなった。会社の弱みや自社に合わない人などいい面も悪い面も話すことが重要になるだろう。また質疑応答の時間やホームページに載っていない情報を知りたい就活生が一定数いることも調査結果よりわかっている。

25卒が魅力的に感じるインターンの種類

25卒が参加したインターンの種類は「プロフジェクト型(78.2%)」「セミナー型(69.1%)」「業務体験型(36.5%)」の順で多かった。一方で、魅力に感じたインターンの種類としては「プロフジェクト型(61.8%)」「業務体験型(36.4%)」「選考直結型(30%)」の順で多く参加したものと満足度は違う結果となっている。

満足度が1番高かったプロフジェクト型とは、企業から与えられた課題についてグループワークやプレゼンテーションを行う形式のこと。業務体験型も満足度が高かったことから、文章を読んだだけでは得られない、自分が実際に体験することで得られる情報やスキルを知りたい傾向にあるようだ。

まとめ

法改正により、2025年卒業の学生から一定の基準を満たしたインターンシップで企業が得た学生情報を広報活動や採用選考活動に利用できる(※1)。改正のポイントとしては下記の通りだ。

インターンシップ等の学生のキャリア形成支援に係る取組を4つに類型化

■就業体験を必須とせず個社・業界の情報提供や教育が目的
タイプ1:「オープンカンパニー」
タイプ2:「キャリア教育」

■就業体験が必須で自身の能力の見極めや評価材料の取得が目的
タイプ3:「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」
タイプ4:「高度専門型インターンシップ(試行)」

このうち広報活動や採用選考活動に利用できるのは就業体験が必須のタイプ3で実施されるインターンシップだ。その他のタイプは学生のキャリア形成支援に係る取組のため注意したい。法改正に伴う制度活用や学生の声を参考にしつつ、自社の人材確保に取り組みたい。

※1出典元:令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります

調査概要

調査対象:「就活の教科書」公式LINEの登録者
調査期間:2023年9月19日(火)~2023年9月25日(月)
調査方法:インターネット上でのアンケート調査
有効回答数:110
出典元:【アンケート報告:25卒の夏インターン】夏インターンの平均応募数は7.66社、参加数は4.42社 | 印象が良かった/悪かった企業の特徴も