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AIを活用した採用活動 実施した企業の64%が有用性を感じる結果に

2023.12.06

組織づくりのプラットフォーム「sonar HRテクノロジー」を展開するThinkings株式会社(シンキングス、本社:東京都中央区、代表取締役社長:吉田崇)は、採用活動でAIを活用したことがある採用担当者200名と、企業の採用活動でAIが活用されていることを知っている24卒就活生200名を対象に「採用・就活とAI」に関するアンケート調査を実施した。

「AIの活用で採用の質が高まった」82%

「AIの活用で採用の質が高まった」82%

採用担当者に対して「AIを活用したことで採用活動の質が高まったかどうか」を質問したところ、「高まった」「やや高まった」を合わせて82.0%が「AIの活用で採用の質が高まった」と回答した。

特にAIを活用した採用業務の上位は下記の通り。

■求人票の作成 48.5%
■採用の企画 47.5%
■スカウト 31.5%
■動画や記事などの採用コンテンツの作成 26%

AIを活用した採用業務

AIを活用した採用業務

「AIを活用したほうがよいと感じる採用業務」を聞いたところ、いずれもトップ4まで「特にAIを活用した採用業務」と同じ項目が並び、情報の作成やアイディア出しに関わる内容が選ばれた。

一方で「人の手で対応したほうがよいと感じる採用業務」については「スカウト」が27.5%でトップとなった。

「スカウト」が両方の設問で上位となったのは、そもそも業務の性質として「母集団形成」と「魅力付け」の2つの側面を持つことが要因と考えられる。前者の目的では「AI」後者の目的では「人の手」などの判断から上記の結果につながったと推察される。

企業の64%が「AIでの判定」に有効性を感じる結果に

企業の64%が「AIでの判定」に有効性を感じる結果に

企業側の回答では「最終面接」を含むすべてのプロセスにおいて「AIで判定することが有効だと感じる」が最多。ここに「AIでの判定を重視できる」を併せると、AI判定に有効性を感じている回答が64.0%となった。

一方、学生は「AIを参考に人が判定してほしい」が「適性検査」以外のすべてのプロセスで最も多い結果となった。ただし「採用プロセス全体」について、学生の86.5%が「AIでの判定」を活用することを許容していることがわかっている。

調査概要

調査対象:採用活動でAIを活用したことがある採用担当者/2024年卒業予定で1社以上の内定を取得した就活生
調査人数:それぞれ200名
調査期間:2023年10月
調査方法:オンラインアンケート
調査主体:Thinkings株式会社

まとめ

調査の結果を見ると、採用活動におけるAI活用に対して、企業も学生も多くが好印象を抱いているようだ。しかしながら「適性検査」以外のすべてのプロセスで「AIを参考に人が判定してほしい」が最多となっており、AIと人の役割をすみ分けた活用が望まれている様子も伺える。人手不足が課題となっている中で、採用でのAI活用は今後さらに進んでいくことだろう。調査結果を参考に、今後の活用方法について検討してみてはいかがだろうか。