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インターンシップ・仕事体験の参加率は過去最高の85.7%に【2025年卒大学生広報活動開始前の活動調査】

2024.02.26

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2025年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(2633名)を対象に実施した「2025年卒大学生広報活動開始前の活動調査」の結果を発表した。

調査結果の詳細はこちら

インターンシップ・仕事体験の参加率が14年卒の調査開始以来、過去最高に

インターンシップ・仕事体験の参加率が14年卒の調査開始以来、過去最高に

同社によると、25年卒のインターンシップ・仕事体験に応募した割合は前年比1.7pt増の91.0%、参加した割合は前年比3.9pt増の85.7%で、いずれも前年を上回った。特に、参加率については年々高まりを見せていたが、25年卒においては、調査を開始した14年卒以来最高値となっており、インターンシップ・仕事体験への参加が一般的となっている様子がうかがえると報告している。

参加したプログラムの内容「実際の現場での仕事体験(33.2%)」が最も増加

参加したプログラムの内容「実際の現場での仕事体験(33.2%)」が最も増加

また同社は、これまで参加したインターンシップ・仕事体験の開催形式については「WEB形式に参加した経験の方が多い(41.8%)」と「WEB形式のインターンシップのみに参加した(16.0%)」を合わせると57.8%で、WEBでの参加が主流である傾向が続いていることを明らかにした。

一方で「対面形式に参加した経験の方が多い(17.3%)」と「対面形式のインターンシップのみに参加した(8.2%)」の合計は25.5%で前年から8.4pt増加。また、参加したことのあるプログラム内容は「グループワーク(企画立案、課題解決、プレゼンなど)(75.1%)」が前年に引き続き最多だったが、前年から割合が最も増えたのは「実際の現場での仕事体験(33.2%)」で、6.8pt増加していたという。

同社は、インターンシップ・仕事体験においては、職場に訪れてリアルな体験をすることに価値がある一方で、学業との両立や、交通費などが学生の負担になる可能性もあることから、状況に応じて選び分けることが定着していると推察している。

参加しなかった理由は「参加したかったが選考で落ちたから」が最多

参加しなかった理由は「参加したかったが選考で落ちたから」が最多

同社の報告によれば、インターンシップ・仕事体験に参加しなかった主な理由は「参加したかったが選考で落ちたから(28.3%)」が最多で前年から15.7pt増加している。25年卒からインターンシップの定義改正があり、一定の条件を満たせば、参加した学生の情報を採用選考時に利用可能となった。そのため、学生のインターンシップ・仕事体験への参加意欲は高まった一方で、実際の職場での就業体験が一定日数以上求められるため、参加できる人数がWEB開催と比べると少なくなることや、そのためにインターンシップ選考が厳しくなることが懸念されていた。同社は、こうした背景を踏まえ、選考に落ちたことによって参加を見送った学生が前年よりも増えたと考察した。

就職活動の準備「できていない」が38.4%

就職活動の準備「できていない」が38.4%

同社は、現時点での就職活動に対する準備については「できている」が前年から6.7pt増の36.1%となり「できていない」は前年から6.0pt減の38.4%だったことを明らかにした。25年卒学生は、インターンシップ・仕事体験への参加割合も高く、全体的に就職活動の準備期間にも活発に活動しており、準備状況が前年を上回っている。しかし、準備が「できていない」と思う人が「できている」と思う人を上回っており、必ずしも全員が準備万端だと感じているわけではないようだ。

調査概要

「マイナビ 2025年卒 大学生広報活動開始前の活動調査」
調査期間:2024年1月20日~1月31日
調査方法:マイナビ2025の会員に対するWEBアンケート
調査対象:2025年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生
調査機関:株式会社マイナビ調べ
有効回答数:2633名(文系男子469名 文系女子1089名 理系男子553名 理系女子522名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合がある

まとめ

本調査結果について、同社キャリアリサーチラボ主任研究員の東郷こずえ氏は「25年卒はインターンシップの定義改正があり、例年に比べて学生の関心も高く、その分前年よりも就職活動の準備が進んでいるように感じます」とコメントしている。

調査結果を見てもわかるように、インターンシップは定義改正によって、より重要な採用戦略のひとつとなったと言える。どのように活用していくか、改めて検討する機会としてみてはいかがだろうか。

オフィスのミカタでは昨年、株式会社Synergy Careerによる「25卒の夏インターンに関するアンケート調査」の結果を紹介。こちらの記事では改正のポイントも解説している。併せて参考にしていただきたい。

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