半数以上がマイナスギャップを感じている実態【就職活動における企業リサーチ行動調査】

DX&マーケティング事業を展開するナイル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:高橋飛翔)は、2023、24年に就職活動をした499名を対象に、企業選び、企業選定における検索行動を調査し、半数以上が入社後にマイナスギャップを感じている現状を明らかにした。
調査概要
調査期間:2024年4月24日~5月1日
調査方法:インターネット調査(Fastask利用)
調査対象:23、24年に就職活動をした全国男女499名
出典元:就職活動における企業リサーチ検索行動調査2024年5月実施(ナイル株式会社)
多くが「就活サイト」「口コミサイト」で情報収集 約6割が入社後にマイナスギャップ

本調査では、就職活動をする際に、企業選び、企業探しに使用したものについて、約4割が「SNS(41.3%)」を使用したと回答している。
一方で、ひとつの企業について深く情報収集する際に使用したものとしては「就活サイト(49.2%)」「就活口コミサイト(46.3%)」「検索エンジン(34.1%)」「採用サイト(27.7%)」が上位に。企業研究する上で参考になった情報については「社員/元社員の口コミ(40.7%)」「社員インタビュー記事(36.7%)」「新卒向けコンテンツ(29.1%)」に多くの回答が集まった。
また本調査は、実際に入社後、リサーチした企業イメージとのギャップについても質問。その結果、約6割が「マイナスギャップを感じた(63.1%)」と回答している。マイナスギャップを埋めるために欲しかった情報としては「社員/元社員の口コミ(45.1%)」「社員インタビュー記事(39%)」「中途採用向けコンテンツ(29.5%)」が挙げられた。
まとめ
就職活動の際、企業選び、企業探しにはSNSを、深い情報収集には就活サイトや口コミサイトを活用している実態が明らかになった。また、6割を超える人が入社後にマイナスギャップを感じており、それを埋めるためには社員のリアルな声が必要だったと考えているようだ。
応募者の増加や入社後の離職防止を図る上で、実際に働いている先輩社員の声を正しく届けておくことが有効と考えられる。就活サイトや社員インタビューをうまく活用し、求職者に自社のリアルな姿を届けてみてはいかがだろうか。