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20代求職者が望む「理想の一次面接官」は?リアルな働き方を知りたいとの声 ジェイック調査

2024.10.16

株式会社ジェイックが運営するフリーター・既卒・第二新卒向けの就職支援サービス「ジェイック 就職カレッジ®」は、登録する20代の求職者に対して行った「理想の一次面接官」に関するアンケート結果を発表した。

調査概要

調査名称:「理想の一次面接官」についてのアンケート調査
調査対象:「ジェイック 就職カレッジ®」に登録した20代求職者
調査機関:株式会社ジェイック調査
調査方法:Webアンケート
調査期間:2024年7月1日~9月10日
回答者数:111名
出典元:20代求職者に「理想の一次面接官」を調査 理想の一次面接官は、1位:配属先上司、2位:人事担当者(株式会社ジェイック)

理想の一次面接官は「配属先上司」が1位に。理由は?

理想の一次面接官は「配属先上司」が1位に。理由は?

本調査では、「あなたが理想とする一次面接官は誰ですか?最も当てはまるものをひとつだけ選択してください」との質問に対して、「配属先上司(35.1%)」「人事担当者(34.2%)」「若手社員(入社3年未満)(11.7%)」「中堅社員(入社4~10年程度)(11.7%)」といった回答が寄せられている。

その理由としては「仕事内容などの、リアルな働き方を知りたい(52.3%)」「一緒に働く人と会いたい(41.4%)」「適性を確認してほしい(29.7%)」といった声が多く挙げられたという。

同社 執行役員 カレッジ事業部長 柳井田彰氏は調査結果を受けて、次のようにコメントしている。

「一次面接は単に候補者を評価するだけでなく、自社の魅力を伝え、志望度を高める絶好の機会でもあります。そのため、配属先が決まっている場合は、上司となる予定の方を一次面接官に設定したり、配属先が決まっていない場合でも、採用方針や応募者の適性に応じて、柔軟に面接官を選定したりすることが有効です」

まとめ

本調査結果からは、一次面接の場においてリアルな声を聞きたいと考える求職者が多いことが明らかになった。企業側が「選考する場」とだけ捉えず、求職者の志望度を高め次のステップへスムーズに進んでもらうための場となるよう、工夫してみてはいかがだろうか。

柳井田氏は条件面での他社との差別化が難しい場合に、選考プロセスで個別対応を強化することも、採用活動に有効な取り組みだと解説している。採用難度の高まりが続く中で、求職者の志望度をいかに高めるか、改めて選考プロセスの見直しを検討する機会としていただきたい。

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