従業員が「本当に欲しい福利厚生」は? 住宅・食事のサポートが上位にランクイン ネクストレベル調査
株式会社ネクストレベルが運用するメディア「ミライのお仕事」では、会社員経験のある男女400名を対象に「本当に欲しい福利厚生」をアンケート。従業員のモチベーション向上や採用力の強化にもつながる福利厚生について、調査結果を明らかにした。
調査概要
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:18歳以上の会社員経験がある男女
アンケート母数:男性115人 女性285人
実施日:2024年10月17日~10月20日
調査実施主体:ミライのお仕事
株式会社ネクストレベル
出典元:男女400人が選ぶ、2024年版「本当に欲しい福利厚生」ランキング発表!(ミライのお仕事)
※本アンケート調査では、企業が任意で実施する「法定外福利厚生」のうち、欲しいものについてアンケートしており、「法定福利厚生」は含まない
「本当に欲しい福利厚生」のトップは「住宅に関するサポート」。男女で傾向に違いも
同社の調査結果によれば、「本当に欲しい福利厚生」ランキングの1位に輝いたのは、住宅手当・家賃補助・住宅ローン補助などの「住宅費用に関するサポート(44.0%)」。400人の回答者のうち176人が選択しており、2位以下に大きな差をつけている。回答者からは「住宅は生活するうえで最も費用がかかるため補助があるとうれしい」「一人暮らしをしていた時に、家賃補助にはだいぶ助けられた」といった声が寄せられたことを報告している。
2位は「社員食堂・カフェ(23.5%)」で「ランチ費用の補助(23.3%)」が3位と、食事に関するサポートを望む声も多い。次いで「退職金制度(22.5%)」「旅行や宿泊施設の割引・優待(19.3%)」が続いている。
男女別集計では、男性の上位が「住宅に関するサポート(48.7%)」「社員食堂・カフェ(32.2%)」「退職金制度(27.8%)」であったのに対して女性は「住宅に関するサポート(42.1%)」「ランチ費用の補助(21.8%)」「在宅勤務(21.1%)」だったという。
まとめ
働く人の多くが住宅に関するサポートを望んでいること、女性は在宅勤務を希望する人が多い傾向にあることが明らかになった。また、食事に関するサポートも上位にランクインしており、日常的なサポートがうれしいと考える人が多いようだ。
せっかくの福利厚生制度も、従業員が望んでいるものでなければ本来の効果につながらない可能性も。従業員が本当にうれしいと思う福利厚生がどのようなものなのか、本調査結果も参考に改めて社内で検討してみては?