340万人調査、40代以上の「働きがい」低下 ヒューマネージ調査
株式会社ヒューマネージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齋藤亮三)は、企業で実施されたストレスチェックの分析結果を発表した。本調査は、2020年から2025年までの6年間に、ヒューマネージが提供するストレスチェック『Co-Labo(コラボ)』で実施された延べ約340万人分のデータを対象とした大規模分析に基づくもの。
分析対象
調査時期:2020年から2025年までの6年間
調査票:ストレスチェック『Co-Labo』 (『職業性ストレス簡易調査票』+独自設問が追加された調査票)
対象者数:340万641名(延べ)
出典元:AI・DX時代、40代以上の「働きがい」が低下 ヒューマネージの340万人調査で「ミドル・シニア層の疲弊」が浮き彫りに(株式会社ヒューマネージ)
40代・50代以上「ストレス反応」スコアが悪化
企業が実施するストレスチェックでは、医師による面接指導の対象として、ストレスによる不調が顕著な人や、今後さらに不調が進むリスクが高い人を「高ストレス者」と選定。この「高ストレス者」の割合について、同社は2020年から2025年の推移を報告しており、2023年以降のいわゆるアフターコロナにおいては、横ばいで推移していることがわかった。
また、ストレスチェックでは、ストレスの状態だけでなく、ストレスの原因(ストレッサー)や周囲のサポート(ソーシャルサポート)についても測定している。同社はそれらの項目について、2020年と2025年を比較した中長期的なトレンドを報告。「ストレス反応(ストレスによっておこる心身の反応)」は、20代が良化傾向にある一方、40代・50代以上は、スコアが徐々に悪化していることがわかった。また、ストレスの状態には「ソーシャルサポート(上司や同僚等からのサポート)」が大きく影響するというが、20代・30代では改善がみられる一方、40代・50代以上では改善がみられなかったことも報告されている。
40代・50代「技能の活用度」悪化がストレスの原因に
「ストレスの原因(ストレッサー)」については「働きがい」と「あなたの技能の活用度」において、40代・50代以上と、20代・30代の差が大きく開いていることがわかった。特に、40代・50代以上の「あなたの技能の活用度」が悪化し続けているようだ。
まとめ
ストレスに関する傾向は、年代によって大きく異なることが明らかになった。同社は本調査結果を受けて、40代・50代以上のミドル・シニア層では「AI活用やDX化の急速な進展により求められる役割の変化などから「経験が活かしにくい」と感じ、働きがいの低下やストレス反応の悪化につながっている」との考察を示している。
ミドル・シニア層の活躍支援に向けた取り組みの重要性が高まっている今、疲弊感に対してどのようなサポートができるかを改めて検討したいところだ。同社が本調査のまとめで示した 「リスキリングや経験を活かす役割の再設計、相談体制、横の関係性づくりを強化することが求められます」との考察も参考にしたい。












