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20〜40代「リモートワーカー」6割超が「出社回帰で転職検討」 LASSIC調査

2026.03.27

株式会社LASSIC(ラシック)(本社:東京都港区、本店:鳥取県鳥取市、代表取締役社長:若山幸司)が運営する「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、全国のリモートワーク経験者1009名を対象に「働き方と転職意識に関する調査」を実施した。

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査対象:20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1009名
調査期間:2025年11月27日~11月28日
出典元:株式会社LASSIC

「出社方針の転換」による転職意向への影響

「出社方針の転換」による転職意向への影響

本調査ではまずはじめに「勤務先がリモートワークから出社方針へ転換したら、転職を検討するか」と質問。その結果、転職を検討すると回答した人は全体の51.8%と半数を超えた。

その理由としては「趣味や副業など、多様なライフスタイルを楽しむ時間を確保したいから(37.7%)」「通勤時間を家族との時間や自己研鑽に充てたいから(35.6%)」「満員電車のストレスから解放され、心身の健康が改善したから(33.8%)」などが挙がっている。また、40代では「家事や育児、介護との両立が難しくなるから(33.3%)」が全年代中で最も高く、3番目に多い回答となった。

なお、転職を検討すると回答した人の割合を年代別に見ると「20代:68.5%」「30代:63.5%」「40代:65.5%」で、いずれも6割を超えた。一方で「50代:33.3%」「60代:30.9%」は約3割にとどまっている。

リモートワークの有無が仕事・転職先検討時にも影響

リモートワークの有無が仕事・転職先検討時にも影響

また「あなたにとって、『リモートワークができること』は、仕事や転職先を選ぶうえでどの程度重要だと思いますか」との質問に「最も重要」または「非常に重要」と回答した割合は「20代:56.0%」「30代:52.5%」で、いずれも過半数に。「40代:45.7%」も半数に迫り、一方で「50代:29.8%」「60代:30.9%」は約3割だった。

さらに、転職活動における「リモートワーク企業への優先選択率」についても質問。「転職の際、同じ給料ならリモートワーク可能な企業を選ぶ(53.6%)」と回答した人が半数を超えた。これに「『多少給料が下がっても』『大きく下がっても』リモート可の企業を選ぶ」と回答した層を合わせると、69.9%がリモートワークを重視して次の職場を選ぼうとしていることが明らかになった。

まとめ

本調査の結果から、特に20〜40代が「柔軟な働き方」を求めていることがうかがえる。同社は20〜30代について、キャリアの初期がコロナ禍にあたることから、「リモートワークがある前提でさまざまな意思決定を積み重ねてきた可能性がある」と分析している。

また、転職市場における需要の違いも、「世代間の意識差に影響をもたらしている要因のひとつ」と同社は推察。需要の高い若手世代は転職時の選択肢が多く、より自身の望む条件に合う企業を探しやすいと考えられる。

多様な働き方を実現していく上では「フルリモート」「フル出社」の二択ではなく、それぞれが自身の生活設計やキャリアに応じて「働き方を選択できる制度設計」が重要となるだろう。人材確保と定着に向けて、本調査結果も参考にしたい。