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総務部必見 忘年会幹事がやるべき4つの準備と盛り上がる余興ネタ・ユニークな会場

2019.11.19

 1年の苦労を忘れるために執り行われる忘年会。師走が近づくと、通常業務に加え、忘年会の幹事として企画や準備に追われる総務担当者もいるだろう。

 忘年会の準備は、おさえるべきポイントが分からないままに進めてしまうと、「会場が狭く予定していた余興が出来ない」「注文した料理が足りない」など、当日になってトラブルが発生する可能性もある。一方で、幹事として準備から当日の進行までをスムーズに遂行することで、社内評価にも良い影響を与えることが期待できる。社員から満足を得るためには、どのような忘年会を開催するべきなのだろうか。ここでは、忘年会の幹事がやるべき4つの準備や盛り上がる余興ネタ、おもしろ居酒屋・レストランとイベント代行業者を紹介する。

目次

●忘年会の幹事がやるべき4つの準備
●会社の忘年会で盛り上がる余興ネタ3選
●忘年会におすすめのおもしろ居酒屋・レストラン3選
●忘年会のヘルプが欲しい幹事必見!イベント代行業者2選

忘年会の幹事がやるべき4つの準備

 1年の労をねぎらったり、社員同士の親睦を深めたりする目的で開催する忘年会。幹事の手腕がその会の成功を左右すると言っても過言ではないだろう。幹事の腕の見せ所だと考え、漏れの無いようポイントを整理して準備を進めることが必要だ。実際に、忘年会の幹事がやるべき準備を見ていく。

準備①日程調整と参加人数の把握
 多くの社員から忘年会への参加を募るには、事前に予定を確保してもらうことが最優先となる。なるべく社員が予定を組みやすいよう、忘年会を予定している日から1ヵ月半ぐらい前には対象者に連絡しよう。このとき、候補日をいくつか挙げることも大切なポイントだ。開催日時を決定するときは、参加人数が多いことはもちろん、業務に支障が出ない日を選ぶと良いだろう。

準備②開催日時の決定連絡
 開催日時が決まったら、忘年会に参加する社員に連絡をしよう。連絡の方法としてはメールなどのツールを利用したり、出欠確認ができるWebフォームを利用したりするのも良いだろう。そのとき、「会場は決定次第、連絡致します」「参加可能な方が一番多い日に決定致しました。ご希望に沿えなかった皆様、申し訳ございません」など、気遣いが感じられる一言を添えると良い印象を与えることができる。

準備③会場の選定と下見
 会場選びで失敗しないためには、出席者の年代や男女比などを確認しておくと良いだろう。好まれそうなメニューや参加者が過ごしやすい店の雰囲気、といった視点から候補の会場を探すことができる。予算や場所なども考慮しながら、なるべく条件の合う会場を選定しよう。

 希望の会場が決まったら、一度下見に行くことをおすすめする。店員の応対や会場の広さなど、ホームページの情報からは判断できないポイントの確認ができる。貸切や延長の可否についても確認しておくと安心だ。
 
準備④役割決めとスケジュールの立案
 当日の乾杯や挨拶は誰がやるのか、余興は入れるのかなど、忘年会当日の流れを考えて、タイムスケジュールを立てよう。乾杯の音頭や挨拶をお願いする場合は、事前に伝えおく必要もある。また、余興をやる場合は具体的に何をやるのかを決めておくと所要時間なども把握しやすく、当日もスムーズな進行ができるだろう。忘年会当日に会費を集金する場合は、釣り銭の用意も忘れずにしたい。

会社の忘年会で盛り上がる余興ネタ3選

 忘年会を盛り上げるためには、参加者全員が楽しめる余興も欠かせない。しかし、余興の時間は飲食がしにくいので長時間行わず、手短に済ませることも重要だ。ここでは、男女問わず楽しめる簡単な余興ネタを紹介する。

ネタ①やる側も見る側も楽しめる「箱の中身はなんだろなゲーム」
 箱の中に手を入れ、中身を見ることなく触感のみで何が入っているかを当てるゲームだ。用意するものは、段ボール箱と中に入れるもののみ。中に入れるものは、たわしやスライムなど、触感が面白いものを用意するとゲーム挑戦者の反応に会場全体が盛り上がりそうだ。
 
ネタ②勝ち続けたら大金ゲット!?「100円争奪じゃんけん」
 用意するものは、1人100円。参加者一人ひとりに100円玉を持ち寄ってもらうと良いだろう。1対1のペアを作ってじゃんけんをし、勝った人は負けた人から100円玉をもらうゲームだ。参加人数によっては勝ち残った最後の1人には大金が転がり込むかもしれないという、ドキドキ感を味わうこともできる。

ネタ③味覚がゲームの成功を左右する「利き〇〇ゲーム」
 同じシリーズの味が違うお菓子や異なるメーカーのお茶などを、挑戦者が目隠しをして食べ飲みし、味を当てる利きゲームだ。食品関係の企業の忘年会の場合、自社製品を使うことで「間違えられない」という緊張感も演出でき、必然的に盛り上がりそうだ。

忘年会におすすめのおもしろ居酒屋・レストラン3選

 忘年会の参加者を盛り上げるためには会場選びも重要となる。その場にいるだけで特別な雰囲気が味わえる空間は、演出としても有効だ。ここでは、一味違った体験ができるおもしろ居酒屋とレストランを紹介する。

おすすめ①釣った魚をその場で食べられる「釣船茶屋」
 店内に生け簀があり、自分で釣った魚を好きな調理方法で食べられる居酒屋だ。魚に触れずうまく針が外せない参加者がいても、店の人が対応してくれるので安心だろう。世界で初めて完全養殖に成功したクロマグロである、「近代マグロ」の解体ショーは、忘年会のメインイベントとしても盛り上がりそうだ。
 
おすすめ②店の雰囲気も楽しめる「ヴァンパイアカフェ」
 吸血鬼をモチーフとし、ドラキュラ伯爵の館をコンセプトにしたフレンチ・イタリアンレストラン。おどろおどろしい雰囲気が漂う店内は、それだけで忘年会の演出となりそうだ。ヴァンパイア風の創作料理はインパクトがあるため、参加者が驚くサプライズにもなる。
 
おすすめ③ペンギンに癒される「ペンギンのいるBAR」
 その名の通り、店内にペンギンがいる店も面白い。目の前で動き回るペンギンを見ながら楽しむお酒は、非日常の世界を演出してくれそうだ。労をねぎらうためにペンギンに一役買ってもらうのも良いかもしれない。タイミングが良ければペンギンたちにエサやりをする貴重な体験もできる。

忘年会のヘルプが欲しい幹事必見!イベント代行業者2選

 年の瀬が近づくと年末の突発的な業務も発生し、並行して幹事業務を進めることが難しい場合もあるだろう。そのようなときは、幹事の代行を依頼することも視野に入れておきたい。ここでは、忙しい幹事の味方となるイベント代行業者を紹介する。

①フラッシュモブジャパン
 忘年会の余興としても盛り上がりそうな、フラッシュモブダンスの演出や企画代行を行う業者だ。パフォーマンスをするダンサーのみの派遣も可能だが、依頼する側も参加が可能で、ダンス初心者でも簡単な振付を習うことができる。忘年会の参加者を巻き込む演出は、より一層盛り上がる余興となるだろう。

②株式会社マックスパート
 100人以上が参加する社内イベントやパーティーの企画・運営・会場手配までを一括して代行依頼ができるケータリングイベント会社。忙しい幹事にとって頼もしい味方となるだろう。ケータリングメニューは、参加者の属性によって相談も可能。ホテルの一流シェフが腕をふるう豪華なメニューは参加者からも高い満足度が得られそうだ。

まとめ

 福利厚生の一貫として行われる忘年会は社員の頑張りを評価し、来年の活躍を願う場でもある。新入社員から会社役員まで、「参加者全員が楽しめる宴会」を開催するためには、入念な下調べと綿密な準備が必要だ。また、盛り上がる余興や会場選びも忘年会成功のカギとなるだろう。

 幹事業務は大変な仕事だが、会社にとって大イベントであるほど幹事への期待は大きい。重要な業務を任されていることをポジティブに捉え準備に臨んでほしい。