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管理部門必見! オフィスのストレス解消方法5選

2020.01.09

 仕事内容や労働環境、職場の人間関係に対し、多少なりともストレスを感じながら働く社員はどのような職場であれ存在するのではないだろうか。社員がストレスを溜めたまま働くと仕事のパフォーマンスが落ちる可能性があり、会社の生産性にも影響する。
 
 管理部門にとっては、社員のストレスを軽減するための環境作りに取り組むことも重要な仕事の1つだ。今回は、オフィスでのストレス解消方法を紹介する。

オフィスに植物を置く

オフィスに植物を置く

 近年、社内に植物を置く企業や店舗は増加傾向にある。植物の緑には、「ストレスの緩和」「リラックス」「目の疲れと慢性的な疲労の軽減」「オフィスの快適性向上」といったさまざまな効果があると言われている。また、植物を視覚的に見るだけでなく、水やりなど植物の世話をすることもストレス緩和につながるようだ。

 パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社(本社:大阪府大阪市)では、デスクの横に植物を配置し、オフィス環境をより自然環境に近づけることで、社員や来客などのストレス軽減を目指している。生産性の向上にもつながりそうだ。
https://officenomikata.jp/news/10218/

おやつ休憩をとる

おやつ休憩をとる

 定期的に息抜きをする時間を作ることは、「頭のリフレッシュ」「身体の緊張の緩和」「仕事の効率化」につながる。10時や15時など、決まった時間に休憩をとる職場もあれば、改めて休憩時間を設けていない職場もあるのではないだろうか。
 
 おやつ休憩など、社員が仕事から少し離れることができる時間を会社が積極的に作ることで、社員のストレスが軽減することもあるだろう。企業向けのおやつを提供するサービスを利用するのも良さそうだ。

 江崎グリコ株式会社(本社:大阪府大阪市)は、オフィスなど向けに菓子・食品・飲料の専用ボックスを設置し、「置き菓子®」方式で販売を行っている。手軽なお菓子は、緊張した心を癒したいとき、ストレス解消したいときなどにも効果的だ。
https://officenomikata.jp/news/10918/

 株式会社スナックミー(本社:東京都中央区)では、体内の代謝に必須なビタミン類やイライラを解消するとされるカルシウムなどを豊富に使用した、添加物不要の栄養満点なおやつを提供している。福利厚生の一つとしても利用できそうだ。また、グルテンフリー、ビーガン対応もできるおやつもあり、外国人や多様な人材を雇用している企業でも注目されている。
https://officenomikata.jp/news/10912/?prv=4vXoILeM
https://officenomikata.jp/news/10930/?prv=LowqYaSm

コミュニケーションを活性化させる

コミュニケーションを活性化させる

 仕事中、一人で黙々とデスクワークを行うことにストレスを感じる社員もいるのではないだろうか。そのような場合は、社員とのコミュニケーションの活性化を図ることも重要だ。社員がどのようなことに対し、どのような気持ちを抱いているのかを把握することで、今後必要な対応も見えてくる。他愛もない会話から話を展開させ、なるべく社員が構えず、話しやすいと思える雰囲気作りにも取り組みたい。

 また、最近では社内運動会や体育大会とった行事も見直されつつある。部署間を超えたコミュニケーションがとれたり、社全体で1つの目標に向かっている実感を得られたりすることが理由のようだ。家族なども一緒に参加できるようなレクレーションを企画するとより仕事を忘れて楽しむことができ、ストレス発散にもなりそうだ。

ストレッチを促す

ストレッチを促す

 デスクワーク中心の仕事をしている人は一日中オフィスの中で過ごすことも多いため、体を動かす機会が少なく、血流が滞りがちだ。また、肩こりや腰痛が悪化すると、体へのストレスにもなるだろう。

 隙間時間にストレッチを行うことで、滞った血流の促進や筋肉をほぐすことができ、ストレス解消効果が期待できる。また、体を動かすことはリフレッシュ効果もあり、良い気分転換にもなるだろう。席を立つときや昼休み中などを利用し、短時間でも簡単なストレッチするよう社員に呼びかけると良さそうだ。

仮眠を推奨する

仮眠を推奨する

 仕事中にストレスや疲れを感じたときは、仮眠をとるよう推奨することも、社員にとってはストレス解消法となる。休憩時間を利用し、短時間目を閉じるだけでも効果があると言われている。一方、疲れを効果的にとるための睡眠時間は15分間ほどとされているため、仮眠の時間が長くなりすぎないよう注意を促すことも必要だ。オフィスに空きスペースがあれば仮眠室を設けてみるのも良いだろう。
 
 西川株式会社(本社:大阪府大阪市)では、昼休み後の15分間を利用した「お昼寝タイム」を全社に導入。集中力が増して午後からの仕事の効率が上がり、生産性向上につながっているようだ。
https://officenomikata.jp/news/10151/

まとめ

 仕事とストレスは、切っても切れない関係にある。たとえストレスを感じても、それを溜めたままにしないことが重要だ。社員が息抜きやリラックスできる時間を作ることが、効率の良い仕事へとつながる。
 今回紹介したストレス解消方法を参考に自社の福利厚生なども見直しながら、管理部門として社員のストレス軽減を目指した環境作りをしてみてはどうだろうか。