すべての人にテレワークを。「テレワークスキル」がなくても、テレワークが可能になる、バーチャルオフィス Xchatに新機能。
株式会社 GOWiDE(本社:東京都町田市)は、オンラインバーチャルオフィス Xchat(クロスチャット)に、画面・カーソル共有機能を追加した。
これにより、「テレワークスキル」がなくても、テレワークを可能にし、「すべての人にテレワークという選択肢が与えられる社会」を目指すようだ。
■Xchat 開発の背景
日本にテレワークという言葉が輸入されて早30年以上経つが、国内普及率は19.1%(平成30年)と依然普及が進んでいない。
リモートワーク・テレワーク専門メディア「シゴトバ 」を運営する GOWiDE では、テレワークが日本で普及しない理由を探るべく、様々な企業の経営者・管理職・非管理職へのヒアリングを行った。その結果、テレワークでは、Slackなどのテキストチャットや様々なツールを使いこなしつつ、的確にコミュニケーションする力、いわゆる「テレワークスキル」が重要なことが分かった。また、これによって経営者が「情報伝達の遅延」や「連帯感の低下」を理由にテレワーク導入を断念していることが明らかとなった。
そこでGOWiDEは、「すべての人にテレワークという選択肢を」のビジョンを掲げ、バーチャルオフィス Xchat の開発に取り組んだ。
バーチャルオフィス Xchat は声を中心とした仮想空間なので、実際に隣で働いている感覚で利用することができ、特別な「テレワークスキル」を必要としない。
■Xchat の特徴
1.オフィスにいるような会話ができ、誤解がない
バーチャルオフィス Xchat では、同じ「ルーム」にいる人たちにキーを一つ押すだけで話しかけることができ、着信・発信という概念がない。
例えば Word で記事を執筆中でも、登録したキーを押すだけでそのまま話すことができる。
2.同じものを見なが、「あれ」「それ」で会話ができる
同じ「ルーム」にいる人たちと、画面を共有して話すことができる。また、ルームにいる人全員のマウスカーソルを見ることができるので、同じオフィスにいるように「あれ」「それ」「これ」と指差しながら会話することが可能となる。
3.邪魔せず、邪魔されない
Xchat はカレンダー・キーボードの利用状況から相手が「忙しいとき」「いないとき」などを自動で判別し、表示する。
■まとめ
2020年の東京オリンピック開催が迫る中、交通機関の混雑緩和などのために政府は「テレワーク」を推進している。
「情報伝達の遅延」や「連帯感の低下」など、テレワーク導入に際し懸念がある企業は、導入を検討してみてはどうだろうか。