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「三方よし」の新たな雇用形態!MINIPAが『雇用シェアサービスRetaff (リタッフ) β版』を提供開始

2020.05.01

厚生労働省の調査で、新型コロナウイルスの影響による解雇や雇い止めにあった人が全国で3391人(見込みを含む)になり、この1か月で2000人以上が増加した。そんな「コロナ切り」が相次ぐ中、雇用を守るための1つの方策として、MINIPA(京都府京都市、代表:須田督司)は「人員余剰の企業」から「人手不足の企業」へ一時的な雇用の移動を可能にする、雇用シェアリングサービス Retaff (リタッフ)β版 を全国で提供開始した。

「コロナ切り」からスタッフを守る

「コロナ切り」からスタッフを守る

 Retaffは「人員余剰の企業」から「人手不足の企業」へ一時的な雇用の移動を可能にする、雇用シェアリングサービスのことである。各企業が雇用シェアを導入することで、スタッフを送り出す側の企業は賃金給付の負担を軽減できると同時に、休業中でもスタッフの収入が維持され、雇用ニーズが回復した際には元の職場に復帰が可能に。また、受け入れ側の企業にとっても、需要の急増によるスタッフ不足を速やかに補うことができ、三方にメリットがある雇用形態である。

Retaff(リタッフ)の特徴

・Retaffは普通の求人サイトとは違い、一時雇用の情報を掲載している。
・「スタッフを受け入れる企業」と「スタッフを送り出す企業」双方が募集可能。
 ※需要側だけでなく供給側も募集することでマッチング率が上がる。
・スタッフは、元の職場の雇用ニーズが回復した際には復帰もできる。
・選考を省いたスピーディーな採用が実現。
・必要なスキルや経験を持ったスタッフの一括雇用も可能。
・企業・個人事業主が全て無償で利用できる。

コロナ状況下における雇用機会の創出

 本サービスはスタッフには笑顔で職場復帰をしてもらいたいという思いを込めて「リターン」する「スタッフ」で「Retaff(リタッフ)」と名付けられた。冒頭でも述べたように、新型コロナウィルスの影響で解雇や雇い止めになった人数が1ヵ月で2000人を超えている。また、休業や営業縮小を余儀なくされている企業や、そこで働くスタッフの支援をするため、シェアリングサービス事業者としてマッチングプラットフォームを急遽リリースした。

 新型コロナウィルスの影響より経済に大きな打撃を与えられ、人員削減などコストを減らす必要が出てくる企業が存在するのではないだろうか。だが、ある企業にとっては人手が足りていないこともある。その際、人手に関する需要と供給を満たしてくれる本サービスを利用することで、スタッフ・人手余剰の企業・人手不足の企業の三方が笑顔になれるのではないだろうか。