オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

有給休暇取得についてのアンケートを実施 約7割が「有給休暇、取得しやすい」と回答

2020.06.11

 ディップ株式会社(本社:東京都港区 代表、兼CEO:冨田英揮、以下当社)は、総合求人情報サイト「はたらこねっと」のユーザーを対象に、2019年4月に改正された「有給休暇に関する労働基準法」の実態についてアンケートを実施した。

有給休暇に関する労働基準法を内容まで理解している人は約4割

有給休暇に関する労働基準法を内容まで理解している人は約4割

 はたらこねっとのユーザーを対象に、「有給休暇に関する労働基準法を知っているか」という質問をしたところ、「内容まで理解している」が39%、「内容までは理解していない」が42%、「聞いた事がない」が19%という結果になった。

 前回の2018年12月のアンケートでは、「聞いた事がない」人が半数以上だったにも関わらず、今回は「内容まで理解している」人が約4割を占める結果となった。

有給休暇は雇用形態を問わず、50%以上の人が付与されている

有給休暇は雇用形態を問わず、50%以上の人が付与されている

 全雇用形態の従業員に対し、「有給休暇が付与されているか」と質問したところ派遣社員の56%、正社員の75%、契約社員の79%、アルバイトの51%が「付与されている」と回答をした。

有給休暇は雇用形態を問わず取得しやすい環境に

有給休暇は雇用形態を問わず取得しやすい環境に

 全雇用形態の従業員に対し、「有給休暇を取得しやすいか」と質問をしたところいずれの雇用形態でも、「取得しやすい」「どちらかと言えば取得しやすい」を合わせると70%という結果になった。

 一方で「有給休暇を取得しにくい」と回答した人の理由としては「有給休暇の制度について具体的に聞いていない」「自身が休むと他の人に迷惑がかかる為、気が引ける」などといったものが挙げられた。

 以前に比べると、取得しやすくなった有給休暇だが、今後はさらに多くの人が取得しやすい環境になる事を期待したい。

<関連記事>
いよいよ始まる「働き方改革関連法」。有給休暇を計画的に取らせる方法とは

<PR>