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企業の人事データ活用を後押し! パナリット、「データクオリティレポート」を提供開始

2020.07.02

 人事データ専門のBIツールを提供するパナリット社(本社:シンガポール、代表:ダニエルJウェスト)は、人事データの状態を診断するデータクオリティレポート(以下DQR)の提供を開始した。組織の人事データ活用を阻んでいた、データの「バラバラ・ぐちゃぐちゃ」課題に対し、一意性、整合性、妥当性、完全性の4つの指標でデータ状態の把握を促進し、企業のデータ活用を後押しする。

4項目で総合的に評価 人事データの健康状態を診断

 DQRは、通常「バラバラ・ぐちゃぐちゃ」が特に目立つと言われる人事データに対して、「具体的に何のデータがどんな理由で、どの程度不完全であり、どのように直せば良いかを診断・示唆するもの」である。データの一意性、整合性、妥当性、完全性の4項目を評価するため、診断には大小100項目近いテストを用いる。

 人事データの問題は、属人的な入力プロセスや、異なるシステムにまたがって保持している同一情報のアップデート漏れによって発生しやすくなり、例えば下記のようなパターンがある。

・従業員が結婚をして名字を変更した際、システム上、同一の従業員としてではなく2個の異なるレコードとして保存された。(一意性)
・入社日が退職日より後の日付になっている。(整合性)
・性別のレコードに「東京」が含まれている。(妥当性)
・人事基幹システム上で、従業員の性別などの所属情報が「不明」や空欄となっている。(完全性)

 DQRは
①各企業が人事データの入力規制・フローを改善する上での指針となる
②従来、データアナリストやエンジニアが行なっていたデータ整備・保守工数の一部を代替できる
という点から、先行的に使用した人からは「感動した」という声が寄せられた。

6カ国に展開! 組織の人間ドッグ「Panalyt(パナリット)」

 パナリットは、既存の人事システムやデータファイルに連携するだけで、企業の健康状態を客観的・俯瞰的に可視化して捉え、改善の方向性を示唆する「組織の人間ドッグ」である。人事・経営・現場が一枚岩となってデータ・ドリブンな人事意思決定を実行できるように開発されている。高度な分析技術や専門家を社内に保たずとも、どんな企業でも利用中のツールやファイルと連携させるだけですぐに始めることができるのも魅力だ。

 現在、サービスは英語と日本語に対応しており、既に6カ国で展開されている。アジアを代表するユニコーン企業や急速な事業拡大・組織改革を進める大企業の人財分析パートナーとして注目を集めている。

まとめ

 「各種人事システムで管理されてきたデータは、分析できる状態にないかもしれないし、どこから手をつけたらいいのかわからない」と悩む人の声をもとに生まれたDQR。人事データの問題解決のために導入を検討してみてはいかがだろうか。

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