年末年始休暇は「自宅でゆっくり過ごす」が85%超 MS-Japan調査
株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼社長CEO:有本隆浩)は、運営する管理部門・士業のためのビジネスメディア「Manegy(マネジー)」にて【「年末年始休暇」に関する実態調査】を実施した。
調査概要
調査方法:WEBアンケート
調査対象:マネジーを利用している全国の男女
調査テーマ:「年末年始休暇」に関する実態調査
有効回答数:348人
調査実施日:2024年11月14日~11月22日
調査主体:株式会社MS-Japan
出典元:【348人に直撃】「自宅派&予算堅実派が多数」年末年始休暇に関する実態調査を発表(株式会社MS-Japan)
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がある
64%が「9連休以上」取得 自宅で過ごす人が85%超
本調査では、まず今年の年末年始は何連休か質問。「9連休(52.6%)」との回答が最も多く、次点は大きく差をつけて「10連休以上(11.5%)」という結果が報告された。また「年末年始休暇はない」と回答した人も6.9%存在したことが明らかになった。
年末年始休暇の過ごし方については「自宅でゆっくり過ごす(85.5%)」が最も多いという。次いで「家事・掃除(40.4%)」「近場への外出(31.8%)」が上位に挙げられている。「国内旅行(11位・10.2%)」や「海外旅行(14位・1.5%)」を選ぶ人は、大型連休にも関わらず少数にとどまった。
年代別での回答をみても1位と2位は全ての年齢で「自宅でゆっくり過ごす」「家事・掃除」が選ばれている。
年末年始休暇に対する考え方
続いて本調査では、年末年始休暇は楽しみか否か質問。76.4%が「楽しみ」と回答したという。年代別では、20・30代が「楽しみ」と回答する割合が最も高く、40代では「楽しみではない」と回答する割合が最も高い結果になっている。また、男性よりも女性の方が「楽しみではない」と回答する割合が高いことが明らかになった。
年末年始休暇の長さについて尋ねる項目では「ちょうど良い」が57.5%と、6割近くが満足していることがわかった。一方で「もっと短くても良い」との回答が12.9%と1割を超えた。その理由については「休み明けの仕事復帰が辛い(40.0%)」が最も多く選ばれている。
さらに本調査では、今後転職する際、長期休暇の連休有無や日数を重視するかも尋ねており、64.9%が「夏季・年末年始の連休有無や日数を重視する」と回答した。
まとめ
半数以上の人が9連休以上の休暇となる今年の年末年始だが、自宅でゆっくり過ごす人が大半を占めることが明らかになった。休みが長すぎることに休み明けの仕事復帰を懸念する声もあるが、8割近くは年末年始を楽しみにしており、リフレッシュするために必要な休暇とも考えられる。
転職時に長期休暇の連休有無や日数を重視する人が6割を超えており、プライベートを充実させられる職場を望む人が多くいることも判明。休暇に対する従業員の希望に応えられているか、自社の休暇制度を見直すことで離職率の低下や採用競争力の強化にもつなげられそうだ。ぜひ参考にしていただきたい。