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夏の賞与アンケート調査を実施!半数以上が「減少」「支給なし」という結果に

2020.07.28

 株式会社学情(本社:東京都中央区・大阪市北区、代表:中井清和)は新型コロナウイルスの影響で、賞与の支給額を減額したり、支給を見送る企業が増えていることを受け、20代の転職希望者を対象に「夏の賞与」に関するアンケートを実施した。

夏の賞与、54.1%が「減った」or「支給なし」

夏の賞与、54.1%が「減った」or「支給なし」

 「夏の賞与は増えましたか、減りましたか?」と質問したところ「昨年と同水準」と回答した人が28.8%と最も多かったものの、「やや減った」が14.1%、「減った」が19.2%、「支給されなかった」が20.8%と54.1%が昨年よりも減額、もしくは支給されていないという結果になった。新型コロナウイルスの影響を受けての結果となっている。回答者からは「賞与額を見て、転職を考えた」「賞与が減って、年収が減るのは困るので転職をしたい」などの声が挙げられている。

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支給額が増えて満足している人は4割未満

支給額が増えて満足している人は4割未満

 「賞与の支給額が増えた人の満足度」を調査したところ、「満足」が15.3%、「やや満足」が22.2%、「どちらとも言えない」が27.1%、「ややふまん」が21.5%、「不満」が13.9%という結果になった。

新型コロナ禍でも賞与の支給額増加に満足

新型コロナ禍でも賞与の支給額増加に満足

 賞与の支給額が増えた人に「夏の賞与に満足している理由」を質問したところ、最も多かったのは「新型コロナウイルスの影響があるなか、支給されたから」で48.1%、次いで「期待していたよりも支給額が多かったから」が29.6%、「昨年よりも支給額が増えたから」が27.8%、「今年は支給されないかもと思っていたから」が25.9%と続いた。

感染リスクに不満を抱えていた人も

感染リスクに不満を抱えていた人も

 賞与の支給額が増えた人に「夏の賞与が不満だった理由」を質問したところ、最も多かったのは「期待していたよりも支給額が少なかったから」で58.8%、次いで「緊急事態宣言中も出社していたから」が52.9%、「感染リスクを抱えながら仕事をしていたから」が35.3%、と続いた。

支給額減少に7割以上が「不満」

支給額減少に7割以上が「不満」

 賞与の支給額が減った人に「夏の賞与の満足度」を質問したところ、「満足」が4.8%、「やや満足」が5.8%、「どちらとも言えない」が14.4%、「やや不満」が25.0%、「不満」が50.0%という結果になった。

賞与額、昨年より少ない人が多数

賞与額、昨年より少ない人が多数

 賞与の支給額が減った人に「夏の賞与が不満だった理由」を質問したところ、最も多かったのは「昨年よりも減ったから」で60.3%、次いで「緊急事態宣言中も出社していたから」が50.0%、「期待していたよりも支給額が少なかったから」が47.4%、「感染リスクを抱えながら仕事をしていたから」が37.2%、「テレワークで光熱費やWi-Fi通信費が増えたから」が15.4%と続いた。

勤務日数が減っても賞与の支給があり満足

勤務日数が減っても賞与の支給があり満足

 賞与の支給額が減った人に「夏の賞与に満足している理由」を質問したところ、最も多かったのは「今年は支給されないのかもと思っていたから」で36.4%、次いで「休業や交代勤務で出勤日数が減るなか支給されたから」が27.3%、「新型コロナウイルスの影響があるなか支給されたから」が27.3%、「テレワークで自分の時間を確保できたなか支給されたから」、「家で過ごす時間が長く支出が減っているのに支給されたから」、「期待していたよりも支給額が多かったから」がそれぞれ9.1%と続いた。

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